売れすぎて販売休止 「一時払い終身保険」
去る2月18日に、FP相談を受けたのですが、有利な運用商品を聞かれた時に、紹介したのは、まさにこの一時払いの保険商品でした。
利回りを高く設定すれば、税務上のメリットと相俟って、相当顧客に有利な、売れる商品になることがこれで証明されました。
一方で、運用リスクを避けるために10年国債でフルヘッジすれば、生保としてはあまり収益性の高い商品にはならないでしょうが・・・・
産経新聞より -----------
売れすぎて販売休止 住友生命の「一時払い終身保険」
住友生命保険が昨年12月に売り出した主力商品の無配当型「一時払い終身保険」について、3月上旬から販売を一時的に見合わせる方針を固めたことが19日、分かった。
銀行が販売を請け負う「銀行窓口販売」の商品で、利率が他社商品より有利なことなどから人気が集中。
今年度内の販売額が当初目標を数倍上回る4千億円に達する見込みだ。
この結果、保険業法で規制する無配当型保険の販売割合を超える恐れが出たため、異例の措置を取ることにした。
商品名は「ふるはーとJロード」で、地方銀行や信託銀行を中心に約60の金融機関で販売している。
200万円以上を一括で払い込めば死亡保障が付き、一定期間が過ぎると、解約時に数%の約束利回りが上乗せされた返戻金が支払われる。
収益が契約者に還元されない「無配当保険」のため保険料も比較的安く、老後の生活資金ニーズに合致してヒット商品となった。
ただ、相互会社形態の保険会社は、契約者に配当が出ない無配当保険が年度内の保険料等収入(売上高に相当)に占める割合が2割以下に規制されている。
住友生命の平成21年度の保険料等収入は約3兆円の見込み。
この2割の6千億円にはまだ余地があるが「他の無配当保険と合わせると超過する恐れがある」(幹部)と判断し、22年4月以降の新年度まで販売を休止することを決めた。(以下省略)
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生保の販売上限の話は知りませんでした、勉強になります。
一商品で、その枠を使い切るような商品は、そんなにないと思います。
販売再開を待ちたいものです(笑)。
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