ANA、378億円の営業赤字 09年4~12月期
JAL(日本航空)の破綻は、単純にANAに得になるかというと、そうでもなく、マイナス要因があります。
JAL(日本航空)に会社更生法が適用されると、その結果、債権者の資金回収が大きく制限され、資金繰りを気にしないで経営が出来るようになります。
破綻して生き返ると、ゾンビのように無敵になるイメージです。
一方で、上場を維持したままのANA(全日空)は、金融機関との資金繰り交渉があり、市場の評価によって資金が取れなかったり、あるいは非常に高い金利の資金を借りることを余儀なくされるリスクがあります。
ゾンビと競争させられる、生きた会社はたまりません。
景気も悪く、業績も悪い中、JALの破綻が、ANAを苦しめることにならないかとちょっと不安に思っています。
産経新聞より ---------
ANA、378億円の営業赤字 09年4~12月期、旅客数が大幅減
全日本空輸(ANA)が29日発表した2009年4~12月期決算は、本業のもうけを示す営業損益が378億円の赤字(前年同期は403億円の黒字)に転落した。
世界的な景気の悪化で、旅客数が大きく落ち込んだ。
売上高は前年同期比16.6%減の9237億円と、2けたのマイナス。
最終損益も351億円の赤字(同94億円の黒字)になった。
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苦しいところに、追い討ちを掛けるような業績の低迷・・・・・・・・・
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