【書評】脳に悪い7つの習慣
脳に悪い7つの習慣
今年に入って初の書評です(汗)。
とっくに読みきっていたのですが、ばたばたしていて書く暇が無く・・・
という言い訳はさておき、著者の林成之氏は、日本サッカー監督だったオシム氏を蘇生させた、脳低温療法を考案・実践した救急救命医療分野で著名な医師で、医療分野以外では北京オリンピックの競泳チームに、脳の働きから勝つための「勝負脳」の講義をし効果を上げたことでさらに有名になった方です。
参考になった記述は、
① 脳は五感から入力された情報に感情や気持ちのレッテルを貼ってしまう。「嫌だ」というレッテルが貼られるとマイナス情報となるが、「好きだ」「楽しい」というプラスのレッテルが貼られると忘れにくくなり脳のパフォーマンスが上がる。
② 「大体できた」「終わった」と思ってはいけない。自己報酬神経群は「ご褒美(報酬)が得られるかもしれない」という期待に対して働くため、「できた」「終わった」と思った途端に考えることをやめてしまう。
特に②は、『資料を作っていて完成が見えた瞬間に、一気にやる気が減退する』のを経験している自分にぴったり、目からうろこでした。
これを避けるには、少し後ろにゴールを設定すること。
(ブリーフ)
脳は気持ちや生活習慣で、その働きがよくも悪くもなる。
この事実を知らないばかりに、脳力を後退させるのはもったいない。
脳に悪い習慣とは、
(1)「興味がない」と物事を避けることが多い
(2)「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
(3)言われたことをコツコツやる
(4)常に効率を考えている
(5)やりたくないのに我慢して勉強する
(6)スポーツや絵などの趣味がない
(7)めったに人をほめない
怪しげな脳科学者の話しより(笑)、ずっとためになる本だと思います。良書。
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Comments
この本、日経に載っていて気になってました。
たきもと先生が言うなら絶対に間違いないので、
早速購入します☆
書評ありがとうございます。
Posted by: とがし | January 18, 2010 09:51 AM
とがし先生
コメントありがとう御座います。
商売ネタにも使えそうなので是非!!
Posted by: owner | January 19, 2010 01:13 AM