「再生に協力を」日航、年金削減同意手続き開始
日本航空(JAL)の法的整理へのカウントダウンも大詰めを迎えてきたようです。
この案を、OB・従業員が蹴った瞬間に「最大限の努力をしたが力及ばず・・・・・」といった社長の会見と共に、法的整理に移るのではないかという予想をしていますが、さて如何に?
読売新聞より ---------
「再生に協力を」日航、年金削減同意手続き開始
公的管理下で再建中の日本航空は21日、最大の焦点となっている企業年金を削減するため、OB約8800人、現役社員約1万7000人に対する正式な同意手続きを始めた。
1月12日までの回答を求めている。
同意手続きでは、OB30%、現役53%の引き下げへの賛否のほか、OBに対しては削減前の水準に基づく一時金払いの請求を行わないことについても同意を求めている。
年金削減には現役、OBそれぞれ3分の2以上の同意に加え、最大労組JAL労働組合の同意も必要となる。
JAL労組や反主流派の7労組は今後、組合単位での賛否への意見集約を急ぐ構えだ。
西松遥社長は21日、都内で記者団に対し、「社員、OB挙げて再生に協力するという意味で大きなメッセージになる」と述べ、改めて年金削減を受け入れるように求めた。
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日本航空の再建問題に、前原大臣が全く着いて行けない理由は、『もはや日航再建問題が国土交通行政の話ではなく、金融行政の話になっているから。』、という話を先日聞きました。
前原大臣は、防衛が専門で、国土交通分野もちょっと怪しく、金融はさっぱりのはずなので(ブレインも居ない)、確かにそうだなと妙に納得してしまいました(笑)。
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Comments
税金をつぎ込むから、とか、潰すわけにはいかないとか、そんなことどうでもよくて。
いったん潰してしまったほうが良いと思います。
Posted by: rosary | December 22, 2009 02:03 PM
rosaryさま
コメントありがとうございます。
法的整理に行く可能性は非常に高いわけですが、一応の努力(の振り)も必要なわけで・・・(汗)
Posted by: owner | December 23, 2009 03:04 AM