参考書に間違い215か所!「真島のわかる社労士」を回収
社会保険労務士受験業界では結構有名な本です「真島のわかる社労士」。
「参考書は専門知識を持つ第三者に内容をチェックさせるのが普通だが、同書はこうしたチェックがなかった。」と言うのはあまりにもお粗末です。
廃刊になるかもですね(汗)。
読売新聞より --------
参考書に間違い215か所!「真島のわかる社労士」を回収
住宅新報社(東京都港区)が出版した参考書「真島のわかる社労士 基本書 2009年版」で215か所もの間違いが見つかり、同社が回収作業を進めていることがわかった。
昨年11月中旬以降、計9850部が出回ったが、半分近くの4657部が回収できておらず、8月の国家試験に向けて、間違いだらけの参考書が使われている可能性が高い。
同社によると、資格試験向けに作られたこの本(918ページ)は、社会保険労務士(社労士)の真島伸一郎氏が編著者で、ほかに4人の社労士が執筆。
初版は1万2000部。塾でテキストとして使っていた真島氏自身が、12月初めに間違いの多さに気づき、出版社に申し出た。
「解雇」とすべき所を「雇用」に、「保険者」が「被保険者」に、「賃金」が「貸金」になっているなど、基本的なミスが目立つ。
同社は今年1月から回収を始め、ホームページ上に正誤表を掲載している。別の出版社によると、参考書は専門知識を持つ第三者に内容をチェックさせるのが普通だが、同書はこうしたチェックがなかった。
真島氏は「確認がおろそかだった」とミスを認め、同社の花田俊裕編集長は「迷惑をかけて申し訳ない。交換や返金をするので知らせてほしい」としている。
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この本で勉強して、間違った知識を覚えて不合格になっても誰も責任は取ってくれません。
こんな本は捨てて、さっさと違う本で勉強した方が得策です。
それにしても杜撰すぎる・・・・・・
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Comments
でも、よくわからないのが、なんで今頃新聞記事になるのかなぁ。この話題は1月からちょくちょく盛り上がってましたので。
それでは、その本私も持ってますので(旧版ですが)枕にでもさせていただきます(o^-^o)
Posted by: かなち | May 03, 2009 09:24 AM
かなち先生
コメントありがとうございます。
私は、もう大分昔ですが「受かるぞ社労士」シリーズを使っていたので、こちらの本には手を出しておりません(笑)
チェックをケチるなんて、経営が苦しいのでしょうかね・・・ >真島先生
Posted by: owner | May 03, 2009 12:19 PM
たきもと先生のお友達が執筆をされている割に辛口のコメントですね~
Posted by: SR-A | May 04, 2009 08:01 PM
SR-Aさま
コメントありがとうございます。
実は執筆者の名前は存じ上げていないのですが・・・
今調べたのですが、かくちゃんとかHARUさんとかなのでしょうか?
友達かどうかは別として、大勢の人に迷惑を掛けているのは事実なので・・・
Posted by: owner | May 04, 2009 10:37 PM
そうですね、あれだけの間違いというのはちょっと考えられないですよね。
原稿が違っているのか、誤植なのかわからないですが、テキストとして売り出すものとしてはあり得ないことですね。
関係者の日記やブログがみな止まっているところを見ると、何かトラブルにもなっているのでしょう。
良い関係で良い仕事をしていくのはインディペンデント・トントラクターとしては悩ましい事ですね。
Posted by: SR-A | May 04, 2009 11:02 PM