米地銀2行が破綻、預金保険料率を緊急引き上げ
アメリカの金融不安は未だ収まらず、ズルズルと損失が拡大しております。
当初に注入する資金を、政治の混乱でケチったため損失が大幅に拡大すると言う、平成8年頃の住専処理と全く同じ状況です。
(当時は、金融音痴の民主党が、ごちゃごちゃ言って大混乱。さらに投入する金額縮小。結果、大銀行の破綻につながり国民負担は10倍以上になってしまった・・・・・・)
読売新聞より抜粋 --------
米地銀2行が破綻、預金保険料率を緊急引き上げ
米連邦預金保険公社(FDIC)は27日、イリノイ州のヘリテージ・コミュニティ・バンクとネバダ州のセキュリティー・セービングス・バンクの地方銀行2行が経営破綻(はたん)したと発表した。
両行の預金は、それぞれ別の銀行が引き継ぐ。
今年に入って破綻した金融機関はこれで16行になった。昨年1年間の破綻は25行で、速いペースで破綻件数が増えている。
FDICは27日、銀行破綻の急増に備え、金融機関から徴収している預金保険料率を緊急に引き上げると発表した。
預金額に対する徴収率を0・2%とする。米メディアの報道によると、この結果、今年の保険料収入は270億ドルになる見通し。
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現在(平成20年度)の日本の預金保険料率は、決済性預金(全額保護)0.108%、一般預金等(1000万円まで保護)0.081%なので、ざっと倍の預金保険料です。
日本の預金保険料のプールも、大手が数行逝っただけで速攻で枯渇していましたが(不足分は税金)、アメリカも同じような道をたどりそうです。
景気回復は遠い・・・・・・・・
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