【書評】テキトー税理士が会社を潰す

　
　新進気鋭の税理士、山下明宏氏の会心の作。
　
　テキトー税理士が会社を潰す
　
　
　
　
　仕事上、他士業の紹介を頼まれることが多いのですが、一番難しいのが「税理士」の紹介です。
　
　著者のおっしゃるように、テキトーな記帳代行のみの税理士があまりにも多すぎることが、その理由です。
　
　税務署を勤め上げた人が自動的に税理士になれる制度を維持するために、資格付与を絞り、試験で合格することが非常に難しい資格「税理士」。
　
　おかげで、優秀なコンサルタントの能力を持った人が参入しにくい図式になっています。
　
　彼のようなコンサルタント税理士が、もう少し増えれば、中小企業の経営にも好影響を与えるのではないでしょうか。
　
　
　書中、大上段に振りかぶりすぎている記述が少し鼻につくところがあります。
　
　それを割り引いても中々良い本だと思いますが・・・・・・・・・
　
　例の仕組み（１２００万円）で発刊されているという説が・・・（汗）
　
　
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