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September 12, 2008

レイク買収に賭けた新生銀行

 
 私の古巣である旧日本長期信用銀行が破綻して丁度10年になります。
 
 先日は、10周年を記念して特集を組むと言うことで、某新聞社より若干ですが取材を受けました。
 
 新生銀行になったばかりの時は、瑕疵担保条項付きの不良債権を上手に使って収益を出していたのですが、その儲けを元手に行った投機的な取引が失敗ばかりで(笑)、損を出しまくっていた様に思います。
 
 こういった失敗をするのは、トップがすごく高い報酬で雇ってきた(愚かな)外人ばかりで、地方支店でくすぶっていた私たちは忸怩たる思いでそれを眺めていたように思います。
 
 さすがに、もう貯金も底を突いたようで、最後のギャンブルに出たようですが、最後のギャンブルは概ね失敗に終わるのが世の常ではないでしょうか・・・・・・・・
 
 
 産経ニュースより抜粋 ---------
 
 レイク買収に賭けた新生銀行の“背水の陣”
 
 かつては銀行をしのぐ高収益を謳歌(おうか)した消費者金融も、収益低下で生き残りを賭けた再編の渦中にある。
 
 平成10年の金融危機時に破綻(はたん)した旧日本長期信用銀行を前身とする新生銀行も、準大手の一角である「レイク」を米ゼネラル・エレクトリック(GE)から買収することを決めた。
 
 改正貸金業法による上限金利引き下げで市場の縮小におびえる消費者金融だが、銀行にすれば、やり方次第でリテール(個人・小口金融)の収益を強化できる格好の事業に映る。
 
 米サブプライムローン問題の影響などで業績が低迷する新生銀は、レイク買収で反転攻勢に出る。

 低空飛行の業績
 
 (中略)
 国から公的資金を受けている新生銀は、平成20年3月期の単体決算で最終利益600億円を計上する計画を金融庁に提出していた。しかし、サブプライム問題の余波を受けて関連損失が拡大。結局、最終利益は532億円にとどまった。

 連結決算の最終利益も2期ぶりの黒字転換とはなったが、内実は本店ビル売却益(617億円)で底上げしたものだ。リテール部門をはじめ収益力改善はほど遠く、株価も“低空飛行”が続いている。
 (以下省略)
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 社長のポルテ氏の経営手腕は、当初から疑問符?だった様な記憶があります。(未だに社長にいるのが不思議です)
  
 今期、617億円の特別利益を出して、532億円の最終利益では、実際は85億円の赤字ですね・・・・・・
 
 私を、年収2億円位で雇っていただければ・・・・(笑)
 
 
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