後期医療廃止法案を提出=旧制度に戻す-野党4党
この、「後期高齢者医療制度」が作られた背景には、サラリーマンに老人の医療費を全部押し付けているという批判がありました。
バカ野党の案は、これを全部元に戻すと言うことのようですが、最初の問題の解決をなんら示していないということで、全くもって呆れる話です。
という、私が思っていることを、昨日テレビのアナウンサーが一人だけ言っていましたが、見た人少ないだろうなぁ・・・・・・
時事通信より抜粋 ----------
後期医療廃止法案を提出=旧制度に戻す-野党4党
民主、共産、社民、国民新の野党4党は23日午後、75歳以上の後期高齢者医療制度(長寿医療制度)を2009年3月末で廃止し、旧来の老人保健制度に戻す法案を参院に共同提出した。
批判が強い同制度の廃止を迫ることで、福田政権をさらに追い込むのが狙い。6月上旬に可決し衆院に送付する方針だが、衆院で多数を占める与党は反対しており、成立は困難とみられる。
政府・与党は低所得層の保険料軽減措置の対象拡大など運用面を改善し、国民の理解を求めていく考えだ。
一方、民主党は政府・与党の対応などを見極めながら、福田康夫首相問責決議案提出の是非を判断する。
(以下省略)
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高齢者がかわいそうという理論を出す20~40代の人は、一方で月額5万円~10万円の寄付金とも言うべき医療費を負担する覚悟を持っているのでしょうか。
私には、そのような資金も覚悟はありません・・・・・・・
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Comments
オザワ君が代表になって、今一度期待したんだけどなぁ…( 一一)
相変わらず、政権与党になれるだけの政策がないこれが致命傷なんですなぁ…( 一一)
前回の年金改正の年は、【未納三兄弟】と揶揄することに終始して、結局実のある根本改正に結び付かなかったしなぁ…( 一一)
憂うのでありますよ!
Posted by: おきらく社労士 | May 25, 2008 05:52 AM
薬屋です。
野党は有権者の耳に優しいことしか言いませんね!
誰かの負担を軽減すれば、誰かの負担が増えるわけです。それでなければ、誰かが打ち出の小槌を持っているとか・・・・。
いずれにしても、消費税(福祉目的税)の議論を早くすべきです。
”増税をせずに手厚い福祉”は偽りの政治に過ぎません。
だだし、その時期が問題になるでしょう。
来月に、ガソリンがまた8円上がるとか・・・・・
国民はすでに疲弊しています。
Posted by: 薬屋 | May 25, 2008 09:28 AM
佐々木先生
いつもコメントありがとうございます。
政権担当能力が無いという発言が思い出されます・・・・・・・
もう少しましなブレインを雇うとか、方法は無いのかと思います。
薬屋さま
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、消費税で老人医療をまかなうと言うのは先進国のセオリーなわけで、「消費税アップ反対」「高齢者医療を手厚く」などという話は偽り以外の何物でもありません・・・・・
Posted by: owner | May 25, 2008 01:03 PM
この問題について、被害者は老人だというスタンスで報道され、インタビューに出てくるのは老人ばかり。。
若い人たちにも
>月額5万円~10万円の寄付金とも言うべき医療費を負担するのに賛成ですか?
という質問をぶつけて欲しいですね。
Posted by: じい | May 25, 2008 02:02 PM
こんにちは。昨日はWを今年修了し先日受験した友人と会ったりしました。
結局、通過しない法案を提出し、仮に衆院まで行って廃案か審議未了になった際に与党を非難する材料を作るのに好都合なのかなという気がします。
野党も通るとは本気で思っていないでしょう。むしろ通ってしまい、政権を取ったらなおさら自分たちが困る気がするのですが…
打ち出の小づちを探す議論ではなく、受益と負担の原則の下、制度設計同様に、無駄を排して制度を運営する努力をすべきな気がします。
Posted by: ぬまっち | May 25, 2008 02:19 PM
じい先生
コメントありがとうございます。
マスコミの偏った報道姿勢も糾弾されるべきだと思います。
なんだか、この国は変な方向に進んでいるように思えてしょうがありません。
ぬまっちさま
コメントありがとうございます。
野党の戦略が良く分かりません。
今日も、テレビで「対案が無い」ことを突っ込まれて、「いったん廃止してから考える」という間抜けな答弁をしている民主党の国会議員がいました。
何とかして欲しいです・・・・・・・
Posted by: owner | May 25, 2008 07:46 PM
現在の後期高齢者医療制度にしても、老人に負担させているのは全体の1割に過ぎず、残り9割は現役世代が支えているのですがねえ(汗)。見識ある老人から「若い者も大変だから少々協力してやらんとな」の一言ぐらい欲しいものですが、テレビのインタビューに出てくる老人達には、そんな謙譲の美徳は微塵もうかがえません。(ーー;)
Posted by: tonny | May 25, 2008 09:25 PM
全く同感です。
どうしても一面だけ、それも耳に優しい部分だけをとって主張しますが、本当にそれで全てが解決すると思っているのでしょうか?
本当の意味での対案を示していただきたいです。
また、国民はそんな馬鹿な意見に踊らされないで欲しいものです。
Posted by: moo | May 25, 2008 11:10 PM
tonnyさま
いつも切れ味のあるコメント有難うございます。
見識のある老人って、マスコミには全く現れないですね・・・(笑)
年金だけでは苦しくて、負担のことは棚に上げて「もっとよこせ!」って言う老人ばかりTVの画面に出てきます・・・・
mooさま
いつも、コメント有難うございます。
昔の、負担を無視した議論はとうに破綻しているのに、いまだに30年前の「貰うだけ」の主張をしている野党には嫌悪感を感じます・・・・
Posted by: owner | May 26, 2008 06:01 PM
受益と負担をきちんと整理しないと公平な制度は構築できませんよね。老人がかわいそうというが、ほんとにかわいそうなのは、今の高齢者に対する過度な医療を前提として保険料を負担せねばならない我々やこれからの世代です。野党の動きをみて医師会がせせら笑っているに違いないです。
お互い、不公正を糺すため法曹を目指して頑張りましょう。
Posted by: たきがわ | May 26, 2008 09:59 PM
たきがわさま
コメントありがとうございます。
医師会も、医療費を削る自民党から、財源無視の高福祉を唱える野党に擦り寄っている感じがします(笑)
不公正を正す法曹なんて恐れ多いですが、少しでも正しい世の中になるように、これからも頑張りたいと思っております。
Posted by: owner | May 27, 2008 03:25 PM