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March 14, 2008

足利銀行の受け皿は「野村」

 
 破綻から4年以上も経過し、やや風化した様な話ですが、景気低迷の続く栃木県にとっては明るいニュースになるかもしれません。
 
 収益至上主義の(しかし時々大損する)、某新生銀行の様にならないことを祈っております(笑)
 
  
 読売新聞 ----------------
  
 足銀の受け皿は「野村」、条件上積みし逆転…金融庁決定
 
 金融庁は14日、2003年に経営破たんし、一時国有化された足利銀行(本店・宇都宮市)の受け皿として、野村証券系の投資会社を中核とする「野村グループ」を選定する方針を決めた。
 
 同日午後発表する。破たんから4年あまりが経過し、野村グループの下で再出発することになる。
 
 野村グループは07年11月に行われた入札で約2900億円の買収金額を提示。もう一つの候補である地銀8行を中心とした「地銀連合」が示した約3100億円を下回り、地銀連合にリードを許していた。
 
 しかし、年明け以降の譲渡条件を巡る折衝で巻き返し、地銀連合を上回る条件を提示したことが決め手となり、形勢が逆転した模様だ。
 
 両陣営とも新体制への移行は4月1日を想定していたが、売却交渉が長引いたため、新銀行としての営業開始は7月ごろになる見通しだ。
 
 金融庁は受け皿選定の基本条件として、〈1〉金融機関としての持続可能性〈2〉地域での金融仲介機能の発揮〈3〉公的負担の極小化――の3点を掲げていた。
 
 金融庁は、国の負担をできるだけ小さくするため、買収額全体だけでなく、国の受け取り分となる足利銀行株式の買い取り額も含めて考慮したとみられる。新銀行に移行後、新たに発生した損失を国がどこまで負担するかという契約条件の違いも判断の材料となった模様だ。
 
 野村グループは、地銀連合のように近隣地域の地銀の出資者がないため、「支店を関東全域に広げて事業を発展させることができる」などとアピールしていた。
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 地元密着型の銀行をどのように再建するかは非常に興味がありますが、銀行免許だけ貰って、何年か経過したら地元軽視になる様なことだけは是非避けて頂きたいと思います。
 
 
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