年金記録転記で大量ミス
やることなすこと、全て裏目に出ている感じの社会保険庁でありますが、これもお粗末としか言いようの無い話です。
お金よりも時間が非常にもったいないと思ってしまいます・・・・・・・・・
読売新聞より抜粋 ----------
年金記録転記で大量ミス、中国人アルバイトが誤記
社会保険庁のコンピューターに未入力の「旧台帳」と呼ばれる年金記録計1466万件の入力作業で、社保庁が昨年12月、人材派遣会社から派遣された中国人のアルバイト約60人を採用し、氏名を書き写す作業で大量のミスが発生していたことが30日、わかった。
社保庁は、中国人アルバイトが担当した部分をすべてやり直したが、管理体制などが問われそうだ。
(中略)
中国人アルバイトらは、先月10日から約9日間作業を行ったが、日本人の姓と名を区別できなかったり、旧字体やひらがなを正確に読み取れず、大量のミスにつながったという。ミスに気付いた社保庁は派遣受け入れを打ち切ったが、すでに約25万件の転記が終わっており、すべてやり直した。
(以下省略)
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毎日新聞によりますと---------
<厚生年金>転記作業で派遣の中国人ら大量ミス
コンピューターに未入力の古い厚生年金記録1430万件などの手書き台帳からの書き写し作業で、昨年12月に派遣会社から派遣された中国籍などの外国人約50人がミスを連発し、社保庁が途中で全員の作業を打ち切ったことが分かった。
30日の民主党の会合で社保庁が説明した。この作業のため、社保庁は派遣社員ら約1300人を集め作業を開始。人材派遣大手「フルキャスト」(東京都)は外国人約50人を12月10日から派遣した。
だが、田中昭という名前を「田」「中昭」と書き写すなど、姓と名の区分がつかないミスが多発。社保庁は全員日本人にするよう要望し、1月末までだった派遣は12月20日で打ち切った。誤記された記録は修正したという。
社保庁は「ミスのあった記録件数は分からない。派遣会社からは、テストした優秀な人を選んだと説明があった」と釈明。フルキャスト広報室は「全員、日本国内の定住者か留学生で、漢字の読み書きはできた。このような結果になり申し訳ない」と話している。
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予算が少ないので、安かろう悪かろうになってしまったのでしょうか。派遣する方も受け入れる方も、ちょっとおかしくないですか。
グッドウィルといい、フルキャストといい、大事なことを置き忘れている会社ではないかと思います。
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Comments
こんなできごとが続くと、年金制度への不信がより高まるような気がして心配です…。
Posted by: nobu | January 31, 2008 11:12 PM
nobuさま
いつもコメント有難う御座います。
まさに、「やることなすこと、全て裏目に出ている感じの社会保険庁」です。
社会保険労務士にもとばっちりが来そうで・・・
Posted by: owner | February 01, 2008 02:32 AM