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January 20, 2008

元日弁連会長の「非行」議決 

 
 前にも何度か書いたことがあるかもしれませんが、私は長銀から整理回収機構に2年間出向していたことがありまして、その時の社長が超有名な中坊公平先生とこの鬼追明夫先生でした。
 
 中坊さんについてはコメントは控えますが(笑)、鬼追先生についての印象は、非常に手堅い感じがしていたので、このような不祥事が出てくるのはちょっと意外な感じがしています・・・・・
 
 
 asahi.comより抜粋 ----------
 
 元日弁連会長の「非行」議決 回収機構債務者から顧問料
 
 日本弁護士連合会元会長の鬼追(きおい)明夫弁護士(73)が整理回収機構(RCC)の社長当時、その債務者だった不動産会社から月10万円の法律顧問料を受け取っていたとして懲戒処分を請求され、所属する大阪弁護士会の綱紀委員会から一定期間について「弁護士の品位を失うべき非行にあたる」との議決を受けていたことがわかった。
 
 鬼追氏はすでに顧問を辞めており、「厳粛に受け止める」と話している。今後、同弁護士会の懲戒委員会が業務停止や戒告などの処分にするべきかを決める。
 
 昨年12月11日付の議決書によると、鬼追氏は99年8月~04年3月に整理回収機構社長を務める一方で、93年から大阪府枚方市の不動産会社と法律顧問契約を結び、月10万円の顧問料を受け取っていた。
 
 不動産会社は84年以降、旧住宅金融専門会社(住専)から資金を借り入れていたが、旧住専の破綻(はたん)で債権が機構側に引き継がれた。
 
 不動産会社の社長は03年12月20日、大阪市北区の法律事務所に鬼追氏を訪ね、機構の債権回収の手法や職員の態度について強い不満や苦情を訴えた。鬼追氏は社長に対し、機構の苦情相談室に書面で伝えるよう助言し、「改めるべきは改めることになろう」と述べたという。
 
 鬼追氏によると、社長当時、不動産会社に対する債権は数十億円あったとされる。
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 利益相反になることは明らかなのですが、あの鬼追先生がこのような脇の甘いことをされたというのが不思議であります。
 
 私が居た頃の両社長とも処分を受けてしまったわけですが(汗)、二人が上げた大きな功績もすべて帳消しになるわけでは無いのではとちょっと同情したりしています。
 
 
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