生活保護世帯 6年連続で過去最高を更新
国民年金を満額払うより、(首都圏では)もらえる額が多いと言われている生活保護費。
年金を、まったく納付せずに全部使い切って、老後を生活保護でという人がこの国にあふれたら大変なことになります。
年金で給付するか、生活保護で給付するか、どちらでも不公平の無いように財源を同じ税金にするべしという議論にも頷ける部分があります。
読売新聞より抜粋 ---------------
生活保護世帯、6年連続で過去最高を更新
2006年度の生活保護世帯数(月平均)は107万5820世帯と前年度より3・3%増え、6年連続で過去最高を更新したことが28日、厚生労働省の社会福祉行政業務報告で明らかになった。
生活保護世帯数は14年連続の増加で、被保護者数も11年連続の増加となる151万3892人だった。厚労省は「雇用情勢の改善で世帯数の伸びは緩やかになっているが、高齢者の増加が全体を押し上げている」としている。
生活保護世帯の内訳は、「高齢者世帯」が47万3838世帯(前年度比4・8%増)と最も多かった。「障害者・傷病者世帯」は39万7357世帯(同1・9%増)、「母子世帯」は9万2609世帯(同2・3%増)だった。
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年金の掛け金を払った人が、払わなかった人より少なくしかもらえない制度って変ですよね・・・・・・・
もちろん、高齢者以外の障がい者や母子世帯などには、セーフティネットとして、生活保護制度を充実させておく必要があると考えています。老齢年金と生活保護との関係を見直す必要があるのではという議論であります。
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Comments
年金受給者でも生活状況次第では、生活保護はありうるので、たきもと先生のご議論はやや正確性を欠くような感じがしますが・・・
なお、生活保護件数の増加は、少子高齢者化社会(別名 超高齢社会)のひとつの帰結でもあります。つまり、高齢者→年金以外に収入ない人増える(特に、国民年金のみの人)または年金ない人→生活に困窮 今後もこの傾向は変らないものと思われます。
私も年金保険料徴収はやめて、基礎年金はすべて税で行くというのでいいとは思いますが。
Posted by: kuma | September 29, 2007 06:45 PM
kuma大先生
大変ご無沙汰しております。
コメント有難う御座います。
年金があっても少額の人は、足りない差額を生活保護で補填してもらうことになることは理解しております。
この場合も、せっかく払い込んだ年金保険料でもらえる国民年金分、生活保護の給付が減るということで、払わないほうがましということになりかねません・・・・・
年金の方が資金使途が自由で、生活保護は使途制限がうるさいと言う議論もありますが、高齢者で生活保護を受けている人にはあまり関係ないように思います。
Posted by: owner | September 29, 2007 07:04 PM