精査未着手の社保庁に勧告
安倍総理が、5000万件を全部1年以内で精査すると言ってしまったのに、全く「笛吹けど踊らず」な社会保険庁はどうしてしまったのでしょう。
この勧告自体は、やや選挙の為のパフォーマンスのようにも写りますが、やむを得ない措置だと思います。
時事通信より 抜粋 -------
「5千万件精査」未着手の社保庁に勧告=監視委の意見具申受け-菅総務相
社会保険庁の業務を監視する総務省の「年金業務・社会保険庁監視等委員会」(委員長・葛西敬之JR東海会長)は27日、同庁が宙に浮く年金記録5000万件の実態を精査する作業にいまだ入っていないとして、善処を求めるよう菅義偉総務相に意見具申した。これを受けて総務相が同日、柳沢伯夫厚生労働相に勧告を行った。
監視委の意見具申などによると、基礎年金番号に未統合の5000万件の存在が今年2月の予備的調査で判明した際、安倍晋三首相がその実態について詳しく精査するよう指示したにもかかわらず、現時点で作業に着手していないという。
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出来ない理由(言い訳)は、幾らでもあるのでしょうが、この期に及んで何ら着手がないと言うのは、全員で社保庁を辞めてしまうと言う自爆テロ作戦のようにも思われます・・・・・・
何とか頑張っていただきたいと思います<社保庁職員のみなさま
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Comments
まさしく、安倍首相の統率力の無さの現われでしょう。国民に向かって、カッコのいいことを言うが、中身が全く伴わない。官僚等に言われると腰が砕け、国民を言いくるめようとする。
標題だけ(どんなにいいことをやろうとしても、中身によってはやらないほうがましな事もある)採って、いいことだと強行採決する。必要な合意が取れないことの証左でもあり。小泉首相のやり方に賛成ではないけれど、譲れない最低ラインは守ったように思う。
社保庁改革(標題)は、やらなければならないと思うが、もう少し練り上げる時間も必要だ。
そんな中で、1年間の約束は、実行されるか。また、言いくるめにかからねばならなくなるのではないか。結果は注視したい。
Posted by: 川田 陽一 | July 29, 2007 01:55 PM
川田さん
いつもコメントありがとう御座います。
選挙予想通りの結果に終わりましたね・・・・
個人的には民主党も、大した政策があるわけではなく、自民党が勝手に転んだだけのように思います。
今後、野党の反対作戦で政策が停滞し、折角回復してきた景気が腰折れして株安になるのが一番の懸念事項です。
Posted by: owner | July 30, 2007 01:04 AM