一般拠出金の徴収(アスベスト)
私の顧問先にも、「労働保険年度更新」の書類が届き始めています。
例年の締め切りである5月20日が、本年に限り6月11日に延長されている事も有り時間的には余裕が有るのですが、仕事を抱えたままと言うのも精神衛生上良くないので(笑)、勉強の合間の気分転換に一部書類を作ったりしています。
今年から、今まで無かった一般拠出金という良く分からないお金を、事業主は払う事になっています。
突然始まった「一般拠出金の徴収」ですが、これは全く納得のいかない制度で有ります。
要は、過去のアスベストの被害が、ここに来て大きく顕在化してきており、その被害者を救う必要があるが、その資金が無いので、今の保険料に薄く上乗せ(0.05/1000)して、事業主皆で負担してもらおうと言う制度です。
過去にアスベストを使った事も無ければ、今後も使う事も無い、更に言えばアスベスト時代に会社が無かったとしても、今会社が存在していれば、負担を負います。
労働保険と言うよりも、単なる奉加帳(ほうがちょう)です。
CMでは「支えあう力」で、などと言っていますが、単なる付け回しです(笑)。支えあうのではなく、資金を払う人が、資金を貰う事は絶対に無い制度ですから、単なる寄付です。
日本らしいといえば、日本らしいですが・・・・
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