「ベアありえない」
今では、死語となりつつある「ベア(ベースアップ、賃金表の書き換えによる全員の賃上)」でありますが、経団連は完全否定、今後復活する事も無さそうです・・・・
読売新聞より抜粋 ---------------
「ベアありえない」春闘の経営側指針、経団連が発表
日本経団連は19日、2007年春闘の経営側の指針となる「経営労働政策委員会報告」を発表した。
国内の景気回復が続く一方で、企業が激しい国際競争の中にいる現状を強調し、賃金の引き上げは「自社の支払い能力を基本として、個別労使で決定すべき」とした。06年春闘に続き、賃上げは各企業がそれぞれの判断で行うべきとの方針を示した。
前年同様、短期的な業績の向上はボーナスのみに反映させるべきとの姿勢も示し、「(賃金表そのものを書き換えるなどして賃金を一律に底上げする)市場横断的なベースアップはもはやありえない」と明記した。
個人消費の伸び悩みを背景に、企業が生み出す付加価値に占める人件費の割合を示す労働分配率を高める必要性を指摘する意見が出ている点については、「労働分配率は産業、企業ごとに異なるものであり、その高低を一律に論じるべきではない」との立場を強調した。
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発展途上国から先進国に移行する過程では、成長率も大きく、完全雇用や賃金の毎年の上昇などが可能になりますが、成長が止まった状況では最早この制度をいつまでも継続させる事は不可能だと言う事です。
ベアの制度が、世代間扶養の年金制度とオーバーラップして見えるのは、気のせいでしょうか・・・・
(ベア廃止と共に年金も個人積立方式にすべきではと個人的には思います)
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