企業年金減額、2審も「適法」
松下電器、退職者企業年金の切り下げ訴訟の判決が出ました。
個人的には妥当な判決だと思っています。
時事通信より抜粋 ------------------
企業年金減額、2審も「適法」=松下電器退職者らの控訴棄却-大阪高裁
企業年金の給付利率を一律2%引き下げられたのは契約違反として、松下電器産業(大阪府門真市)とグループ会社の退職者101人が減額分約5500万円の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が28日、大阪高裁であった。
横田勝年裁判長は「給付率の維持を困難とする経済情勢の変動があった」と述べ、減額は適法と判断。請求を棄却した1審大阪地裁判決を支持し、控訴を棄却した。
原告側は、上告する方向で検討する。
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詳細は見ていないので分かりませんが、昔の企業年金は5.5%以上で運用できる前提で設計されていたと思います。
ゼロ金利の下、会社が稼いだ利益(現職の人が働いて得た利益)が、退職者に流失しまくると言うのは、株主・会社・従業員にとっても不幸なことです。
ここまで金利が下がったら、事情変更を許容しても良いのではないかと思います。
原告は上告するようですが、「憲法第二十九条 財産権は、これを侵してはならない。 」あたりを使うのでしょうか?
2つ以上の条文を示して、反論せよ。って、新司法試験の問題のようです(笑)
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Comments
たきもと先生、はじめまして。
たしかにヤフーの力はすごいですね。
私も以前は自分のサイトを登録しただけで
(キーワードなどは考えましたが)、
アクセス数が1日10ぐらいだったのが、
1日100~200になりました!
でも、ヤフーの検索方法が変わってからは、
1日10~20ぐらいに減ってしまいましたね…(^_^;)。
Posted by: 行政書士 和田 哲治 | November 30, 2006 06:39 PM
行政書士 和田 哲治先生
コメントありがとうございます。
時々BLOG拝見させていただいております。
同じ九州出身ということで、今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by: owner | November 30, 2006 07:03 PM
たきもと先生、こんにちは。
お返事、ありがとうございます。
私のブログを見ていただけて、恐縮です…。
今後ともよろしくお願い致します。
Posted by: 行政書士 和田 哲治 | December 01, 2006 05:23 PM
2%引下げといっても、まだ5.5%も付利されるんだから妥当でしょ(笑)。
Posted by: tonny | December 02, 2006 01:55 AM
tonnyさん
コメントありがとう御座います。
確かに大企業の、既にリタイアしている人は恵まれていますよね。
若者に付回さなくても良いと思うのですが(笑)
Posted by: owner | December 02, 2006 03:53 PM