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September 01, 2006

旧拓銀特別背任について思う

 
 旧「北海道拓殖銀行(拓銀)」の経営トップの3人に有罪判決が下されました。
 
 札幌高裁の判決ですが、最高裁への上告が無ければこれで実刑が確定することになります。

 ちょっと長文ですが、こちらに判決の要旨が載っています。
 
 
 毎日新聞ニュースより抜粋 ------------

 中略

 破たん後の道内経済は、巨額の不良債権処理のため金融機関の融資選別が加速し、企業の大型倒産が多発。有効求人倍率も全国平均の半分の0・5倍程度と低迷する。地価も14年連続で下落。拓銀が指定金融機関だった夕張市も今年に入って財政再建団体入りを決めるなど、各地でいまだリストラの荒波にあえいでいる。
 
 判決を聞いた道内銀行の中堅幹部は「銀行の地域社会に対する責任は重いが、有罪とはあまりにも厳しい。私腹を肥やしたわけでもない当時の頭取の刑事責任が問われるのはどうか」と不満を漏らした。
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 この判決のずっと前に、日債銀の東郷頭取(日銀から派遣)が、やはり特別背任で有罪判決を受けています。アメリカに比べて、決して多額とはいえない役員報酬で、(それが誤っていたとしても)会社のために取引を行い、自分の私服を肥やす意図が何も無くても有罪になってしまうことは、当時戦慄を覚えた記憶が有ります。
 
 私が、金融機関を辞めようと思った根っこには、この様な(リスクの割に報酬が異常に低い)割の合わない制度が未だに続いていると言うことがあります。
 
 塚原先生の「破綻処理法制」という講義が、この辺を詳しく教えてくださりそうなので、是非後期に履修して勉強してみたいと思っています。(破綻銀行の一員として、またRCCに僅か2年ではありますが在籍し、破綻金融機関の処理をお手伝いした者として)
 
 (追記)

 読売新聞の社説にも、最後の役員のみ詰め腹を切らされるのは如何?と言うコメントが載っていますが同感です。

 旧拓銀判決に時効の壁、追及免れた元役員
 
 
 
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