確定拠出年金200万人超へ
最近ではあまり話題にならなくなった「確定拠出年金」(Defined Contribution)ですが、裾野は着実に広がっているようです。
日経新聞より抜粋 --------------
確定拠出年金200万人超へ、加入者数、1年で3割増、中小も導入広がる。
加入者の運用実績に応じて受け取る年金額が変わる確定拠出年金(日本版401k)の加入者数が、今夏にも二百万人を突破する見通しとなった。厚生年金基金など従来型の企業年金の加入者数(千五百万人弱)の一割強に当たる。二〇〇一年の制度発足から大企業中心に導入が進んできたが、今後は中小企業への広がりが見込まれ、普及が加速しそうだ。
厚生労働省の調べによると、日本版401kの加入者数は六月末で百九十七万人。一年前に比べ三一%増えた。すかいらーくやトヨタ自動車などが先行して導入したのに続き、昨春には松下電器産業が導入するなど大企業中心に加入者が増えている。
大企業は長期にわたる運用難から確定給付型の企業年金の積み立て不足に直面。昨年来の株価上昇などで年金財務は改善しているが、年金債務の増加に歯止めをかけるため一定額を拠出するだけで済む確定拠出型に比重を移す動きが広がっている。損金算入できる拠出額の引き上げなど〇四年の規制緩和も普及に弾みを付けた。
(以下省略)
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(用語の解説)▼確定拠出年金(日本版401k) 事業主が毎月一定の掛け金を拠出し、加入者(従業員)本人の判断で運用する年金制度。運用成績次第で将来受け取る年金額が変動する。二〇〇一年十月に発足したが、企業年金連合会は普及に弾みを付けるため従業員にも掛け金拠出を認めるなどの制度改正を要望している。厚生年金基金などの従来の年金制度はあらかじめ将来の年金額を決めているため「確定給付年金」という。
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この制度絡みで最近相談を受けることが有ります。導入したは良いが、社会保険制度と運用教育の両面で、継続的な情報提供が必要な制度なので、私のような金融に強い社労士は希少価値があって、頼られるのかもしれません。
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