資格試験について思う

　
　今日の読売新聞将棋欄にあった、尊敬する将棋指しの一人である佐藤康光棋聖の言葉が目に留まりました。

　「他の棋士の棋譜を並べて『これは強い』と思ったらまずダメ。『なかなかやるな』と思ってもまず勝てない。『なんて酷い将棋指すんだろう』と思って良い勝負。」
　（ちなみに佐藤棋聖は、竜王・名人など数々のタイトルを取り続けているトップ棋士です）

　これを、資格試験に当てはめると、

　「試験の難易度を見て『これは難しい』と思ったらまずダメ。『何とかなるかな』と思ってもまず合格しない。『楽勝だ。』と思って五分五分。」
　
　
　昨日、社労士の試験が有りました。問題が相当変な問題だったようで、知り合いでもかなりの人が涙を飲みそうです。個人的には、落ちる方は、上記の『難しい』という思考に嵌っているのではないかと思います。
　
　（私が受験した時は、根拠も無く気持ちだけは『楽勝だ』と思って試験に臨み、大した点数では有りませんが（まぐれで）合格しました。）

　政策秘書の試験も、『楽勝だ』と思って何とかなりました。新司法試験はまだ『楽勝だ』とはとても思えていませんが、そう思えるように前進あるのみです。
　
　
　
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