改正雇用機会均等法が成立
次期総裁選の方に力が注がれていて、いまひとつ法案が通過しない(笑)国会ですが、社労士に関係のある法案が一つ国会を通過しました。
読売新聞より抜粋 --------------
改正雇用機会均等法が成立…男女の「間接差別」禁止
全国的な転勤を総合職の採用要件とするなど、合理性のない男女の「間接差別」を禁止する改正男女雇用機会均等法が、15日午後の衆院本会議で全会一致で可決、成立した。
「間接差別」は、表面上は性別に無関係だが、結果的に採用や昇進の男女差別につながる処遇のこと。具体的には、〈1〉身長、体重、体力を募集・採用の要件にする〈2〉全国転勤を総合職の募集・採用の要件にする〈3〉転勤経験を昇進の要件にする――の3ケースについて、要件に合理性が認められない場合は差別とみなし、禁止する。
このほか、企業に適切なセクハラ対策を義務付ける対象に、女性だけでなく、男性へのセクハラを追加した。禁止される通常の性差別の対象も、「募集」「採用」「昇進」などから「降格」「雇用形態・職種の変更」「退職勧奨」などに拡大した。
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今までの判例で、雇用側が負けてきた争点の一部を明文化したものですが、訴訟で勝った人は本当にごく一部で泣き寝入りした人が多かったと思われますので、その明文化には一定の意義が有ると思います。
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