阪神経営陣に苦言相次ぐ
買占め騒動の時も、その危機管理能力の低さに呆れられていた、阪神経営陣ですが、経済界の要人からも苦言が呈されているようです。
毎日新聞より ----------
[奥田経団連会長]阪神経営陣に苦言 阪神電鉄株問題で
日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)は8日の定例会見で、村上ファンドによる阪神電鉄株の大量保有問題について「一番の失態は阪神の経営者側が村上ファンドに株を握られていたことを知らなかったこと」と、阪神経営陣に苦言を呈した。
トヨタ自動車は89年、米国実業家ピケンズ氏にグループ会社の小糸製作所の株を買い占められ、敵対的買収を仕掛けられたことがある。
当時トヨタ専務だった奥田会長は「(ピケンズ氏側は)完全に金もうけが目的だったため我々は断固反対して勝った」と強調。「村上ファンドが本当に会社の経営をよくしたいのか、単なる金もうけなのかを見定めることが一番大事。そのうえで阪神側は対応すべきだ」と指摘した。
ロイターより 抜粋 --------------
村上ファンドか現経営陣か、判断するのは株主
阪神問題で同友会代表幹事
経済同友会の北城代表幹事は9日、定例会見で、阪神電気鉄道<9043.T>の経営権をめぐる問題について、「村上ファンドか、あるいは現経営陣が適切か、判断するのは株主だ」と述べた。
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阪神ファンを味方につけて、自分の経営ミスを省みない経営陣に対して、経済界トップから厳しい発言が相次いでいるようです。
小糸製作所の事件は、会社法の判例で聞いたような気がしますが、悪名高いグリーンメーラーのピケンズ氏が敵対的買収を仕掛けてきて、それをトヨタが受けて立っていたのは知りませんでした。勉強になります。
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