iPodで難聴の恐れって・・・・
イヤホンやヘッドホンで、大きな音を出して長時間音楽を聴いていたら、何某かの確率で難聴になるのは当然だと思うのですが、それを今更訴えられたのは、アップル社が「iPod」で相当の利益を上げているからなのでしょうか。なんとも、理解しがたい訴訟文化です。
読売新聞より抜粋 ------------------
「iPodで難聴の恐れ」米で購入者が賠償提訴
米アップルコンピュータの携帯型デジタル音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を購入した米ルイジアナ州の男性が「iPodは、使いすぎると難聴になる恐れがある」として、同社に損害賠償を求める訴訟をカリフォルニア州サンノゼの連邦地裁に起こした。
この男性は、イヤホンを使ってiPodの音楽を毎日大きい音量で聞き続けると難聴になる可能性があるのに、「購入者に十分な警告をしていない」などと主張している。男性は今後、集団訴訟としての手続きを進めるという。
iPodは世界的に大ヒットを続けているが、最近は学者らが使いすぎによる難聴を警告する動きも出ている。
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私は最近、「iriver」を愛用していますが、私自身がそもそも耳が良い(小さい音にも敏感)ので、ボリュームはとても小さくして使っています。ウォークマンが出始めた頃にも、同様な使用方法で難聴になるという問題は出ていたと思うのですが、それを今更説明不足で訴えると言うのも、なんだかですね。個人的には、裁判所には、アップル社を勝たせて欲しいと思います。
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Comments
アメリカというのは個人主義の国で、つまり自己責任原則の支配する国だと思ってるんですけど、こういう訴訟を見ると違うのかな、とも思ってしまいます。
揚げ足取り文化の国のように思えます。
Posted by: モトケン | February 02, 2006 10:45 PM
モトケン先生
コメントありがとう御座います。
同様のMP3プレイヤーを作っている会社は沢山有ると思うのですが、いかにも最高益を出したアップルのみ訴えられると言うのも、何だか成功報酬に目がくらんだ米国弁護士のやり方なのかなと思ってしまいました。
Posted by: owner | February 02, 2006 10:54 PM
TBありがとうございます。
米国は日本の医者同様、弁護士が過当競争らしいですからね。アンビュランスチェイサー(救急車を追いかけるもの)と揶揄され、911同時多発テロのときも救急隊員を押しのけて名刺を握らせた弁護士の話とか実しやかに語られてますからねえ。真偽はともかくそういうお国柄かと。
とりあえず難癖つけて取れそうなところから取ってやれ、て感じでしょうか。
Posted by: zak | February 04, 2006 10:11 AM
zakさま
コメントありがとう御座います。
米国では、本人が訴訟する気がなくても、勝てそうな案件は100%成功報酬で引き受ける弁護士がいるそうです。
依頼者は、敗訴しても負担はゼロで、うまく勝訴すれば丸儲けになるので全部弁護士に委任して訴訟を追行させます。
この様なシステムが濫訴を引き起こしているように思います。
日本ではこの100%成功報酬が認められていないので、米国のようにはならないと思いますが、自由競争になればどうなるか分からないですね・・・・
Posted by: owner | February 05, 2006 01:55 AM