ドンキ、オリジン東秀の買収断念
日本中が、荒川選手の金メダルの話題で持ちきりです。私も何回もテレビで見ましたが、完璧な演技で金メダルも当然、文句なしでした。
ふがいない日本勢に、一筋の光明を与えてくれた荒川選手に感謝したいと思います。
話は変わって、「ドンキVSイオン」のオリジン東秀の買収合戦ですが意外なくらいあっけなく幕が降りました。ドンキも、あまりにも厳しい従業員の反対に会い、名を捨てて実を取ったと言う事でしょうが、57億円の利益は悪くないのでは(提携話も引き出せましたし・・・)
読売新聞より抜粋 ------------------
ドンキ、オリジン東秀の買収断念…イオンTOBに応募
ディスカウントストア大手のドン・キホーテは24日、大手スーパーのイオンが行っている持ち帰り弁当・総菜チェーン、オリジン東秀(東証2部)に対する株式公開買い付け(TOB)に応じると発表した。
ドンキは子会社分なども含めて、保有する全株式(発行済み株式の47・82%)を売却する。
過半数の取得を目指したイオンのTOBが成立することが濃厚となり、オリジン東秀を巡る争奪戦に終止符が打たれた。オリジン株は上場廃止となる見通しだ。
24日夕、都内でイオンの岡田元也社長とともに記者会見したドンキの安田隆夫会長兼最高経営責任者(CEO)は「岡田社長から繰り返し(TOBに)応じるよう要請があった。イオンとオリジンの業務提携に協力することが、それぞれにとって最も利益になると判断し、(TOB)応募を決めた」と説明した。
(以下省略)
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簡単に整理すると
ドンキの敵対的買収(株式買い集め) ⇒ 従業員や経営者の反発 ⇒ ドンキのTOB発表 ⇒ イオンがホワイトナイトとして登場 ⇒ イオン、ドンキより高い価格でTOB発表 ⇒ ドンキTOB失敗 ⇒ ドンキ市場で株を買い集めイオンのTOBを不可能に(睨み合いへ)
そして、オリジン東秀を含めた3社で落ちどころを探っていたようですが、今回の決着で3社とも落ち着きの良い決着になったのではと思っています。
ニッポン放送のときに問題になったのですが、TOBの期間中はTOBしている会社(フジテレビ)は、該当会社の株を売買する事が出来ません。TOBしていない会社(ライブドア)が現れて、市場で株を買いまくりTOB価格以上に値段を吊りあげられた場合には、なすすべが有りません。
この、制度の不備は、今回も同様の状況になりました。このまま、ドンキが買いまくって50%を超えて買収を主張したら泥沼になっていたと思われます。どのような制度が良いのか分かりませんが、個人的にはTOB制度上の欠陥であろうと思っています。
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