粉飾の手口が少しずつ解明されています(ライブドア)
右側にリンクしている、著名な会計士の方のBLOGで色々と粉飾の実体を解説されていますが、捜査当局も、少しずつこの会社(ライブドア社)の実体を解明しつつあるようです。子会社を使った粉飾とは、非常にシンプルで逆に驚きです。やっぱり監査法人もグルなのではと思ってしまいます・・・・
読売新聞より抜粋 -----------
ライブドア、傘下から受注装う粉飾…メールで詳細指示
インターネット関連企業「ライブドア」(東京都港区)が2004年9月期決算を粉飾した際、同社の各事業部が傘下の会社から仕事の発注を受けたかのように装い、架空の売り上げを計上していたことが、同社の内部資料で分かった。
同社経営企画管理本部が各事業部の責任者に対し、計上すべき架空の費目や金額を一斉メールで具体的に指示しており、グループの財務責任者を務める宮内亮治取締役(38)も把握していた。東京地検特捜部もこうした内容が記載された社内メールを入手しており、粉飾工作にライブドア経営陣が関与していたとみて調べを進めている。
ライブドアは04年9月期の単独の決算が10億円前後の赤字だったため、子会社化する予定の消費者金融会社「ロイヤル信販」(現ライブドアクレジット)や結婚仲介サイト運営「キューズ・ネット」の預金などを、ライブドア本体の売り上げに付け替え、最終的に約14億円の経常黒字を計上したことが判明している。同社の内部資料は、具体的にどのような手法で、こうした経理操作を正常取引に仮装したかを示す内容になっている。
(以下略)
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少しずつ粉飾手法が解明されつつありますが、意外とこのような古典的な手法で利益・売上の水増しを行っているだけなのかもしれません。
銀行員時代も、子会社の多い企業は粉飾の可能性が高く、特に各社の決算月がずれている場合には神経を使っていたことが思い出されます。
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