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January 01, 2006

やっぱり確信犯ですね(ヒューザー)

 これを読むと、明らかに偽造を知っていて、しかもそれを隠して分譲していた事が分ります。宅建業法違反だけではなく、詐欺罪での立件を進めているというのもうなずけるような内容です。

 読売新聞より抜粋 -----------------------

 公表3週間前協議の議事録…ヒューザー側、重大性認識

 3週間前の昨年10月25、27の両日、「ヒューザー」(東京都千代田区)「イーホームズ」(新宿区)の関係者らが両社本社に集まり、善後策を協議した会議の詳細な議事録が残されていることが、わかった。

 議事録によると、ヒューザーは、完成間近の分譲マンションについて偽装の公表を延期するよう再三主張。その一方で、会議後も、偽装マンションの契約締結・引き渡しを進めていた。警視庁など合同捜査本部もこの経緯に強い関心を示しており、宅地建物取引業法に反する行為がなかったか、捜査を進めている。

 イーホームズが作成した議事録によると、1回目の会議は25日午後2時からイーホームズ本社5階で開催。イーホームズ幹部、ヒューザー常務、姉歯元建築士らが出席した。会議ではまず、イーホームズ側が、未完成の「グランドステージ(GS)北千住」「GS町田」「GS竹ノ塚」「セントレジアス船橋」などに改ざんがあることを報告した。

 これに対し、ヒューザー常務は「解体・再建築・分譲者への補償など、会社が飛んでしまう」と発言。この時点で問題の重大性を認識していたことをうかがわせている。その一方で、常務は国交省などへの報告について、「行政に報告されても、その後の入居者への対応はいかがするか」と、ちゅうちょする姿勢も見せている。

 27日の会合は午前11時からヒューザーの社長室で開かれ、同社の小島進社長、イーホームズの藤田東吾社長の両トップも出席した。

 この中で小島社長は、偽装が判明したものの、完成が今年2月に迫っていた「セントレジアス船橋」について、「曲げてでも、検済(完了検査の検査済み証)をおろしてもらう。できない場合は告訴する」と、イーホームズ側に強く要求。

 さらに小島社長は、「その後(検済後)発覚した事にしてもらいたい。天災地震にて倒壊したときに、調査し発覚したことにしたい。3年間見過ごしてきたのだから公表を遅らせる事が出来るはず」と、問題表面化を先延ばしする強い意向を示した。会議に出席した姉歯元建築士は、偽装物件について「震度4~5弱は、このあいだの地震でも実際もっているので、もつ。震度5はもつ。6以上はどうなるかはわからない」と発言している。

 一方、ヒューザーは1回目の会議当日、「GS船橋海神」1戸の売買契約を締結したほか、翌日には、偽装物件中最弱とされる「GS藤沢」1戸を契約していた。さらに2回目会合翌日にも、「GS藤沢」17戸を購入者に引き渡すなど、偽装物件の契約・引き渡しを推し進めていた。

 宅建業法は、宅建業者が業務に際し、重要な事項について故意に事実を告げなかったり、事実に反することを告げることを禁じており、違反すると1年以下の懲役や50万円以下の罰金に処すると規定している。

 ヒューザーの小島社長は読売新聞に対し「会議で(耐震偽装が)報告されたのは工事中の物件だけだった。『セントレジアス船橋』は、偽装が見つかったとはいえ、別の設計会社からは耐震性に問題がないという話もあったので、建築確認の取り下げに反対した」と話している。
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 1月17日の証人喚問前に、逮捕されて証人喚問を流すというのが自民党・公明党のシナリオと言われていますが、捜査当局は逮捕を遅らせても、小嶋社長を証人喚問に出して欲しいと思います。政治家の関与もこの際一挙に明らかにして欲しいものです。


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耐震強度偽装問題でやっと警察が詐欺罪を視野に姉歯以外に木村建設とヒューザーにも刑事責任を追及する方針を固めたようだ。年明けから本格的な取調べが始まる。 広いマンションを低価格を売りに販売するには、当然建築コスト削減が必要になる。ヒューザーがコスト削減のために、危険性を知っていて鉄筋の数を減らすように指示したかを立証しなかればならないわけだが、これは簡単そうで一番難しい。人の心理の内面の問題だからだ。 小嶋は国会でも証言しているように、コスト削減のためには経済設計を指示するのは当然で、それ... [Read More]

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