ライブドア社株主総会終了
クリスマスの日曜日である、今日12月25日にライブドア社に株主総会が有ったようです。どちらかと言えば、「しゃんしゃん総会」(あっという間に終わる総会)をイメージしていたのですが、配当を求める株主の提案に翻弄され、相当時間がかかったようです。ホリエモン様お疲れ様でした(笑)
毎日新聞ニュースより抜粋 --------------------
ライブドア社長月収1000万円も、
株主へ無配当継続
ライブドアは25日、東京都内で株主総会を開き、同社として初の配当を実施するという株主提案を否決し、00年4月の上場以来続いている無配が継続されることになった。ただ、同社の堀江貴文社長は今春のニッポン放送争奪戦で「株主利益の尊重」を強く主張した経緯があり、高収益下の無配継続に憤った株主が堀江社長に退任を迫る場面もあった。
企業が株主に対して行う配当では、成長途上にあり赤字続きの企業が無配とすることが多いが、ライブドアは05年9月期連結決算で154億円の最終黒字になっている。このため、株主総会では個人株主から「1株当たり2円の配当(総額約21億円)を行う」との配当提案が出された。
これに対し、堀江社長は「高成長を維持するには、企業の合併・買収(M&A)を実行するための内部留保を積み増す必要がある」と述べ、配当は行わないとする会社側の提案を示した。
配当か、無配継続かは2時間以上にわたって議論され、個人株主の一人が「一般株主の犠牲のうえに会社が成り立っている」と指摘。堀江社長に退任を迫ったのに対し、堀江社長は「10年間株主のことを考えてやってきた」と涙ながらに訴える一幕もあった。
最終的に会社提案の無配が了承されたが、「会社は株主のもの」との論理でニッポン放送株の取得を進めた堀江社長が自社株主に突き上げられる皮肉な総会となった。
総会には、昨年の2倍を超える約5000人が出席。堀江社長は「1カ月1000万円の報酬をもらっている」と自身の収入を公表するとともに、今後の政界進出については「あえて私が出て行く必要は今のところない」と否定的な考えを示した。
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現在のライブドア社は、その実態は殆ど投資会社であって、ゴミのような配当(2円とか)を出す位なら内部留保して、新たな投資先を見つけ株価を上げる方が理に適っていると思います。大幅な株式分割を繰り返し、小口の経済をあまり良く分っていない個人株主を増やすと、この様な総会リスクが発生すると言うことは、今後会社を作って上場させる予定の人は、頭の片隅においておく必要があると思います(私も含めて)
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