民から官へ
日経新聞の一面にシリーズで「公務員はどこへ」と言うのをやっています。今日の記事で、私の長銀時代の同期入社の八尋(やひろ)君が出ていたので取り上げます。
日経新聞より抜粋 -------------------
第3部公務員はどこへ(4)未来描けぬ霞が関
変化に遅れ人材流出(官を開く)
前略
民主導時代に対応した新たな官僚像をどう描けばいいか。一つの参考が英国だ。
「蔵相が方針を決め、官僚がその政策の選択肢を示す。政と官の役割の線引きがはっきりしていた」。九月の衆院選で財務省から自民党議員に転身した木原誠二(35)は六年前に出向した英大蔵省での体験を語る。英では公務員は黒子役に徹する。給与も民と比べ高くない。それでも「政策専門家として輝いていた」と話す。日本でも英国流の官僚像を描いて公務員に転身した民間出身者がいる。
「面白いプレゼンテーションをする」。経済産業省でうわさになっているのは七月にソニーから中途採用で同省キャリアに転じた八尋俊英(40)だ。情報経済課に勤務。電機産業が直面する課題を手書きのイラストを交えながら熱弁する。
給与はソニー時代の半分。それでも片道切符で霞が関に入ったのは「脂が乗った今こそ国益に直接貢献したい」と考えたからだ。ロンドン大学留学時代、学生が続々と政府に就職して活躍するのを見てきた。
以下略
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昔の長銀には、国家公務員1種を蹴って来ている人が何人かいましたが彼もその1人だったと記憶しています。着々と民間で成功し、力を溜め、そこに戻っていくのだから本当にすごいと思います。民間からの中途採用を、キャリアで採用する時代もそこまで来ているのでしょう。
しかし給料半額ってどうなんでしょうね。本当に優秀な人に国の舵取りを任せるのなら、マーケットベースの待遇は絶対必要だと思いますが・・・・・・
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Comments
瀧本君へ 長銀元年同期のブログに取り上げてもらって光栄です。 2年前の公開中途採用試験に受かったもののソニーで子会社の経営をしていて後継者を育てたり増資を行ったりでとても辞めるのは無理でいったんは辞退。学生時代に内々定呼び出しに行かず、なにかと縁の多いところです。 官僚に行くのが当たり前の頃は銀行に行き、転職するなら外資系金融に行くのが当たり前の頃はソニーに行き、霞ヶ関から人が出る頃は役人になるということですが、個人的には脈絡を持って仕事をしているつもりです。 資格も自分の好きなものを取ればよく、世相とか人気とか関係ないのでは。 給与も余り気にしないことは家族にとっては不幸です。
Posted by: 八尋 俊英 | December 13, 2005 11:45 PM
八尋さま
コメントありがとうございます。驚きました。
誇れるような人材が豊富な、わが同期の活躍を見ていると、私も末席ながらなんとか頑張りたいと勇気付けられます。
また同期会などでお会いできるのを楽しみにしております。
Posted by: owner | December 14, 2005 03:47 PM