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December 31, 2005

2005年1年間ありがとう御座いました

 今日で平成17年(2005年)も終了です。今年について、総括してみたいと思います。

 1.社会保険労務士事務所を開業して、しかも相当良い仕事が出来た。

 破産関連の従業員の退職処理や、弁護士会館での講師など、普通の社労士では経験できないような業務を手がける事が出来ました。売上も、当初予想していた金額よりも、遥かに多い金額を売り上げました。(これも、ひとえに皆様のお陰だと、大変感謝しています。)

 2.ロースクールの単位も、現在すべて取得済。

 単位認定が非常に厳しい早稲田ロースクールにおいて、成績は超低空飛行ではありますが、全ての単位を取得して現在(2年生後期)に至っています。油断することなく2年生を終了させたいと思っています。

 3.新しい仕事の種を蒔くことができた。

 これも、あまり詳しくは書けないのですが、来年に向けて、いろいろお仕事の種や、経験・ノウハウの習得、さらには多くのすばらしい人脈を築くことが出来ました。これも、色々な人々にサポートして頂いたお陰だと感謝しています。

 4.このBLOGが相当認知されてきた。

 社会保険労務士関係の方や、ロー関係の方、それ以外の方からも、良く「ご本人ですか?」とか「毎日、読んでいます。」とか言われるようになりました。また、現在はピークを過ぎましたが、一時1日のアクセスが1000HIT近く行きました。毎日の積み重ねが皆様に高く評価されている事を、大変誇りに思っています。

 一年間、自営業者と学生の2足の草鞋を履いて見て、仕事と勉強の両立は厳しいと思うときも多々有ります。しかし、お仕事仲間と、学生仲間の両方と貴重な時間を享有できる自分は幸せ者だと思っています。来年も、体調には留意しつつ、仕事に学業に大きく前進したいと思っております。

 来年も是非「たきもと」及び「taki-log@たきもと事務所」をよろしくお願い致しますm(__)m。

 末筆ですが、皆様に良いお年が来る事を祈念致しております。
 
 taki-log@たきもと事務所 代表 たきもと


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育児休暇の助成措置

 久しぶりによい話だと思います。中小企業は、社員が一人でも欠けると回らない位ギリギリの人員で業務を行っているところが多く、なかなか休暇を取り辛い(取らせ辛い)状況にあります。この、与えられた助成金で、その間の繋ぎ要員を手当てする事が出来れば、幾分とはいえ休暇を付与しやすくなると思います。

 毎日新聞より抜粋 ---------------

 [育児休業]事業主に一律100万円支給制度開始へ 厚労省

 厚生労働省は来年度から、中小企業で育児休業取得者が出た場合、事業主に一律100万円を支給する制度を開始する。5年間の時限措置で、来年度予算案には12億3000万円を盛り込んだ。中小企業は大企業に比べて少子化対策への取り組みが遅れており、政府は同制度で代替要員の人件費など、育児休業の取得促進を狙う。
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 この対象となる中小企業の範疇がどの位になるかは注目です。丁度今、就業規則を新規に作っているクライアントの所も「育児休業規程」を盛り込みますので、使えるのであれば朗報です。


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December 30, 2005

サービス残業リスク

 最近、サービス残業の摘発の記事をよく目にしますが、今までは「なあなあ」でやってきた労使の慣習が許されないと言う認識が広がってきたことの現われだと思います。福岡のホームストアー「ナフコ」も、随分高い授業料を払わされたようです。

 共同通信より抜粋 --------------

 サービス残業で「慰労金」 ナフコが2億4千万円支給

 ホームセンター大手の「ナフコ」(北九州市)が、従業員にサービス残業をさせていた可能性があるとして、従業員の約9割の1084人に2億4390万円を支払っていたことが29日、分かった。
 ナフコは昨年9月、北九州市内の3店舗で残業代を一部支払わなかったとして北九州東労働基準監督署から労働基準法違反容疑で書類送検された。同社は労基署の調査開始後に、全店舗(当時約150店)の従業員を対象に2002年度と03年度のサービス残業の調査を実施。その結果、約1億5000万円の申告があった。

 同社は管理職の店長らの額も算定して加え、対象の1084人に均等に22万5000円を「勤務慰労金」として支給した。

 同社は「サービス残業が実際にあったかどうかは分からないが、勤務時間の管理が甘かったのは事実。反省の意味も込めて慰労金を支払うことにした」としている。(了)
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 法的には、この怪しげな慰労金によりサービス残業代が全て免責されるわけではないでしょうが、とりあえず事を荒立てる人がいなくなる効果は充分にありそうです

 私も、もう少し後に退職していたら、100時間×2年分のサービス残業代請求訴訟を起こしていたかもしれません(笑)


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December 29, 2005

PRIJECT-X 最終回

Dec29_0231 昔からの付き合いのある人は、ご存知かもしれませんが、私「中島みゆき」さんの大ファンです。10歳から聴いているのでもう30年来、「オールナイト日本」に葉書を出して読んで頂き、握手券を頂いたこともあります(今でも持って歩いています)

 今日は、中島みゆきさんが主題歌を歌う「PRIJECT-X」が最終回ということで、本人が出演されていました。彼女は基本的にはテレビに出ない人で、前回の「紅白歌合戦」がかなりイレギュラーだったと思うのですが、今回もお世話になったNHKに最後の恩返しと言うことで出演されたのだと思います。

 内容はさておき、最後の「ヘッドライト・テールライト」は良かったですねー。一年前の「紅白歌合戦」以来の感動でした。もう今年の紅白は見なくていいです(笑)

 今度コンサートがあったら、行こうと心に決めました。

Dec29_0238
 実は、最近音楽から遠ざかっていて、これでは良くないと思い「i-river」というPLAYER(左の写真を参照)を、1ヶ月ほど前に買ったのですが・・・・ 忙しくて箱も開けていません(汗) 箱の写真です(笑)

 来年は、これに「中島みゆき」さんの曲をがっつりいれて、聴きながら仕事に勉強に頑張りたいと思っています。知り合いの方、音楽に没頭していても、温かく見守ってくださいね(笑)。


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替え歌(耐震強度偽装)

 クラスメートの「たくあ」氏のところで見つけました。かなり無茶苦茶ですね(笑)。でも、声が結構、オリジナルに似ているのが凄いかもしれません。

 「大嘘つきな古狸」
 http://movie-navi.net/otakara/2005.12.09furudanuki.swf

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December 28, 2005

検事の暴言

 私のロースクールで存じ上げている検事さんは、皆さん誠実そうで重々しい雰囲気のある方が多いのですが、この様な怖い人も中にはいらっしゃるのでしょうね。
 即日退職して、すぐ弁護士先生になられるのでしょうか?弁護士を志すものとして、それもちょっと嫌な感じはします。

 読売新聞より抜粋 --------------

 「ぶっ殺すぞ」暴言の検事、厳重注意処分受け辞職

 横浜地検は28日、佐賀地検在籍時に、背任事件で逮捕された元佐賀市農協組合長(76)の取り調べで、「ぶっ殺す」などの暴言を吐いた横浜地検小田原支部の市川寛検事(40)を厳重注意処分とした。

 市川検事は同日付で辞職した。

 市川検事は2001年3月18日、取り調べ中の元組合長に対し、「ふざけるなこの野郎。ぶっ殺すぞ」などと脅し、調書を作成していた。

 この自白調書は公判では証拠不採用となり、1審で無罪。今年9月の控訴審判決も1審判決を支持し、検察側の控訴を棄却し、無罪が確定した。

 記者会見した佐賀地検の壬生(みぶ)隆明次席検事は「検察官として極めて不適切な行為で、国民の信頼を失墜させた」と述べた。
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 刑事訴訟法の議論で、違法に収集された証拠を不採用にする(明文は無い)という考え方がありますが、本件の証拠の不採用はこれに該当したのかもしれません。佐賀県出身者として一言言うと、凄い田舎者のこの農業協同組合のおじいちゃんは、きっと相当ビビッて色んな事を言わされた可能性があります。ちょっとかわいそうに思いました。


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December 27, 2005

学校納めと仕事納め

 今日、12月26日でロースクールの今年の授業は終了です。12月28日から1月6日までは学校に入る事も出来なくなるようです。うちの娘の冬休みは3週間もあるのに、私の冬休みは2週間弱しかありません(笑)

 仕事の方も、明日クライアントのところに打ち合わせに行って、一応今年の仕事納めになる予定です。ただし、自営業ですので突然のお仕事が入るかもしれませんが・・・・・・

 つかの間の冬休みをのんびりと行きたい所ですが、既にレポート等の課題が山積しており、中々休ませてもらえそうにはありません。一昨日、朝の5時近くまでかけて、年賀状130枚以上(別に人の分220枚)を書き終えて今日投函を済ませた事は一つの救いです。

 本当に貧乏暇無しです。


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December 26, 2005

ライブドア社株主総会終了

 クリスマスの日曜日である、今日12月25日にライブドア社に株主総会が有ったようです。どちらかと言えば、「しゃんしゃん総会」(あっという間に終わる総会)をイメージしていたのですが、配当を求める株主の提案に翻弄され、相当時間がかかったようです。ホリエモン様お疲れ様でした(笑)

 毎日新聞ニュースより抜粋 --------------------

  ライブドア社長月収1000万円も、
     株主へ無配当継続

 ライブドアは25日、東京都内で株主総会を開き、同社として初の配当を実施するという株主提案を否決し、00年4月の上場以来続いている無配が継続されることになった。ただ、同社の堀江貴文社長は今春のニッポン放送争奪戦で「株主利益の尊重」を強く主張した経緯があり、高収益下の無配継続に憤った株主が堀江社長に退任を迫る場面もあった

 企業が株主に対して行う配当では、成長途上にあり赤字続きの企業が無配とすることが多いが、ライブドアは05年9月期連結決算で154億円の最終黒字になっている。このため、株主総会では個人株主から「1株当たり2円の配当(総額約21億円)を行う」との配当提案が出された。

 これに対し、堀江社長は「高成長を維持するには、企業の合併・買収(M&A)を実行するための内部留保を積み増す必要がある」と述べ、配当は行わないとする会社側の提案を示した。

 配当か、無配継続かは2時間以上にわたって議論され、個人株主の一人が「一般株主の犠牲のうえに会社が成り立っている」と指摘。堀江社長に退任を迫ったのに対し、堀江社長は「10年間株主のことを考えてやってきた」と涙ながらに訴える一幕もあった

 最終的に会社提案の無配が了承されたが、「会社は株主のもの」との論理でニッポン放送株の取得を進めた堀江社長が自社株主に突き上げられる皮肉な総会となった。

 総会には、昨年の2倍を超える約5000人が出席。堀江社長は「1カ月1000万円の報酬をもらっている」と自身の収入を公表するとともに、今後の政界進出については「あえて私が出て行く必要は今のところない」と否定的な考えを示した
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 現在のライブドア社は、その実態は殆ど投資会社であって、ゴミのような配当(2円とか)を出す位なら内部留保して、新たな投資先を見つけ株価を上げる方が理に適っていると思います。大幅な株式分割を繰り返し、小口の経済をあまり良く分っていない個人株主を増やすと、この様な総会リスクが発生すると言うことは、今後会社を作って上場させる予定の人は、頭の片隅においておく必要があると思います(私も含めて)


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December 25, 2005

格安旅行社が雲隠れ?

 私も一度、怪しい旅行会社の積み立てに引っかかった事がありますが、旅行業界は扱うお金が比較的高額な割には信用補完がなされていない業界です。こういった嫌な思いをしないためには、若干高くても財務内容のしっかりした大手を利用する事が必要かもしれません。

 家族の全員が揃う休暇や、思い出はお金に代え難いものがあると思いますので。

 読売新聞より抜粋 ------------------

 格安旅行社が雲隠れ?航空券届かずトラブル相次ぐ

 格安航空券などを販売している旅行会社「トラベル遊」(東京都品川区)を通じてチケット購入を申し込んだ旅行者らが、出発空港でチケットを受け取れないトラブルが相次いでいることが24日わかった。

 成田空港でトラベル遊のチケット受け渡しや搭乗手続きを代行している「エアサーブ」によると、23日から26日に出発予定のチケット約110人分が、連休前の22日までにトラベル遊から届くはずだった。しかしチケットは届かず、24日朝の段階で約50人が受け取れなかったという。JTBの子会社の成田空港窓口でも、23日に出発予定の18人がチケットを受け取れなかった。関西国際空港発の航空券についても、同様のトラブルが発生しており、エアサーブなどが状況把握を急いでいる。

 JTBが受け渡しを代行した18人のうち、15人は新たにチケットを購入して出発し、ほかの3人は旅行をとりやめたり、出発日を変更するなどしたという。

 JTB広報室は「22日夕方からは連絡が取れなくなり、トラベル遊の本社に社員を行かせたが、誰もいなかった」としている。
  (中略)

 ホームページによると、トラベル遊は2004年4月に東京都に旅行業登録し、海外への航空券やホテル手配などを行っている。24日午前、トラベル遊の本社や都内の営業所はいずれも応答がなかった。
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 私が引っかかった旅行積み立ては、銀行時代にお取引先の紹介で付き合いで入ったものでした。それは、半年で資金を吸い上げるだけ吸い上げて逃げたようです。紹介していた取引先が大手だったので、紹介者責任を問われる前に全額返還されて事無きを得ましたが、取引先の担当者は途方に暮れていました。

 特段の認可が無くても、高額のお金を前受けできるこの業界は詐欺に適した業界と言えると思います。旅行の際にはこのような事にも十分気をつける必要があると思います。


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December 24, 2005

最悪のクリスマス?

 昨日(12月23日)近所のいなげやで買い物を済ませた後、袋詰めしているときに気を許し財布を置き引きされました・・・・・・・・
 昨日は一日かけて、カード止めて(6枚)、それから警察に被害届け出しに行って、散々の日でした。

 免許証や保険証も入っていて、一縷の望みとしてお札以外は出てこないかなと期待していたら、今日出てきました。親切な人に拾われて、電話までしてくれて、札以外は全部返ってきました。その後、警察に届けにもう一度行って終了です。中身が全部入っていたので一安心、カードは来年以降おいおい送ってくるようですし、キャッシュカードは無いと困るので、月曜日にでも再発行の手続に行ってきます。

 年末の世知辛い世の中ですが、被害が小さくてよかったと思います。金銭的損害は決して小さくなかったですが・・・。

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December 23, 2005

小嶋社長ついに証人喚問へ

 さすがの自民党でも、これだけ情報の伝達が早いネット時代に「臭いものにフタ」は無理だったのでしょう。BLOG上では、既に相当批判が噴出していましたが今朝のTBSの朝ズバに自民党から河野代議士が出ていまて、「自民党が証人喚問に慎重姿勢を示したこと」をみのもんたをはじめ、出演者全員からつっこまれて、非難轟々。
 河野氏は「自分に不利な証言は拒否できるので、証人喚問しても核心は引き出せない可能性がある」と自民党の意見を代表する形で逃げようとしましたが、とても矛先をかわせるような形勢では有りませんでした。

 世論に敏感な小泉首相は早速方針転換、一転して小嶋社長の証人喚問が決まったようです。何人かは、自民党の内部でも、詰め腹を切らせる事になるのでしょう。

 読売新聞より 抜粋-------------------

 ヒューザー・小島社長、1月中旬に証人喚問

 自民党は22日、マンションなどの耐震強度偽装問題で、来年1月中旬に衆院国土交通委員会を開き、開発会社「ヒューザー」の小島進社長の証人喚問を行う方針を決めた。自民党の細田博之・国会対策委員長と衛藤征士郎・衆院国交委筆頭理事が22日に会談し、1月20日に召集予定の通常国会前の実施で一致した。

 また、参院国交委員会は、6人の参考人質疑を1月19日に行う。強度偽装が判明したマンションの関係者らを招致する方向で人選する。
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 それにしても、自民党の対応はお粗末としか言いようがありません。今度は、渡部無能氏のような無能な人ではなく、もう少しまともな人を質問者に選んで欲しいものです。小嶋社長の、自民党を道連れにする発言がどこまで本当なのか、目が離せません。


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December 22, 2005

自民党・公明党の不可解な動き

 ヒューザー社の小嶋社長他の証人喚問については、与党である自民党・公明党が不思議なくらい消極的です。多額の献金の存在も明らかになり、また公明党のバックであるSGとの関係もうわさされる中、真相が闇の中に葬られそうな雰囲気を感じます。

 時事通信より抜粋 --------------

 与党、小嶋ヒューザー社長の喚問拒否=伊藤元長官の参考人も

 与党は21日午前の衆院国土交通委員会理事会で、耐震強度偽装問題で野党側が要求していた「ヒューザー」の小嶋進社長の証人喚問について、「既に捜査が始まっている」として拒否した。伊藤公介元国土庁長官ら4人の参考人招致も拒否した。
 これに対し、野党側は重ねて証人喚問と参考人招致を求めたが、林幹雄委員長は「協議は調わず」と宣言し、折衝を打ち切った。
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 読売新聞より抜粋
 ヒューザーなど3社と1人、自民・森派などに892万
 マンションの開発会社「ヒューザー」(東京都千代田区)など、耐震強度偽装問題にかかわった3社と、1社の経営者が2004年、自民党の森派や4人の国会議員に計892万円の政治資金を提供していたことがわかった。(以下略)
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 昨日のブログに張ったリンクの所に、相当突っ込んだ話が書かれています。それにしても、こういう与党絡みの話になると、民主党の無力さ(共産党の無能さ)を感じます。もっと、野党が頑張って、緊張感のある政治になると良いと思います。


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NYではストライキ中

 日本では、殆ど見ることのなくなった公共交通機関のストライキですが、新鮮に映りますね。私が子供の頃は、JR(旧国鉄)が「ストをやるぞー」とか、国を脅していたように思いますが(スト権スト?)、今では全く話題も聞かないですね。

 読売新聞より抜粋----------------

 自転車スイスイ、NYストで活況

 地下鉄、バスの全面ストが2日目となったニューヨークでは、自転車で通勤する市民の姿が急に目立ち始めた。

 「歩くのは時間がかかり過ぎるし、タクシーはなかなかつかまらない」ためで、人通りが減った商店街でも自転車店だけは活況を呈している。
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 東京でも、たまには公共交通機関を止めたらエコになるような気がします。難しいでしょうが・・・・

 ところで、最近読んだ労働法基本書で、「政治スト」「山猫スト」は認められないと書いてありましたが、何ですか「山猫スト」って・・・

 *一部の組合員(あるいは非組合員)が組合によるスト権の確立等の手続きを踏まずに、独自に行うストライキのことを「山猫スト」という。

 知りませんでした。 豆知識? 今年の社労士試験に出ないかな(笑)


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December 21, 2005

ヒューザー社破産へ

 ヒューザー社の破産は時間の問題とは思っていましたが、マンション住民からの破産申請と言うのは意外でした。どう転んでも、全部を買い戻すことは不可能なわけで、破産はやむをえないと思います。申請があったことで、完全に銀行取引停止になるでしょうから、銀行預金は融資銀行だと相殺に使われて、実際は殆ど残らないということになるかもしれません。

 読売新聞より抜粋 -------------------

 マンション住民がヒューザーの破産申し立てへ

 耐震強度偽装事件で、強度偽装が判明した分譲マンション「グランドステージ住吉」(東京都江東区)などの住民が、マンションを販売した開発会社「ヒューザー」(千代田区)に残っている財産を保全するため、東京地裁に同社の破産申し立てを行う方針であることが21日わかった。

 ヒューザー側との補償交渉が難航するなか、ヒューザーが所有する不動産や同社名義の銀行預金の無断処分を防ぐのが目的。申し立てには、「グランドステージ東向島」(墨田区)など、ヒューザーの販売した他の「グランドステージ」シリーズのマンション住民も参加する予定。

 一連の問題では、ヒューザーが販売した物件中、すでに完成済みのマンション17件について、強度偽装が判明している。住宅品質確保促進法の規定では、建物の基本構造部分に欠陥が見つかった場合には、販売会社に10年間の無償保証に応じる義務がある。しかしヒューザー側は被害住民に対する説明会で、全物件を購入価格の106%で買い取ると表明した直後に、別の説明会で「当面は103%にしてほしい」と修正するなど、対応が二転三転している。

 このため住民側は、交渉を続けても合意は難しいとして、マンションの買い取り義務があるヒューザーの資産を凍結したい方針だ。
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 小嶋社長の個人資産にも追求が及ぶのでしょうが、どの程度の回収が出来るかは未知数ですね。

 本件については、非常に不可解なことが多く、こちらのBLOGに凄いことが書いてあります。本当なら、とんでもない話に発展する可能性があります。


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December 20, 2005

多忙・・・

 師走といいますが、最近本当に多忙を極めています。自営業とロースクール生の二束の草鞋が大変である事は充分認識していたのですが、現在の多忙の原因は、ロースクールの課題が後期に入って、物凄い量に増えた事と、そう言う時に限って、お仕事が沢山舞い込んでくるという事で、それにより「想定外」の繁忙となっています。

 まあ、言ってしまえば自分のポテンシャルが低いわけで(笑)、毎日午前3時4時迄かけて仕事の資料作成や、課題をやっているとマジで疲れてきます。

 今日はただの泣き言でした。(汗)

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December 19, 2005

ファイナンスの新書紹介

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 弁護士業界では多分知らない人がいないと思われる、「森・濱田松本法律事務所」の松本先生が、コーポレートファイナンスの本を出されました。
「クロス・ボーダー証券取引とコーポレート・ファイナンス」

 それだけでは普通の話なのですが、法律書では多分初めてだと思われるBLOGの記事を引用されていると言うことが興味を引きます。もちろん、私のようなショボイBLOGではなく、私もいつも参考にさせていただいている「磯崎哲也先生」のBLOGの記事なのでそれも納得です。

 ロースクールで、現在、「企業統治と企業金融」と言う科目を必修で学んでいます。これが、自分のような金融経験者には何とか理解できても、新卒の若者には厳しく、毎回毎回難解すぎるような内容になっています。

 この本が、その辺を分りやすく解説されているとすれば画期的だと思います(まだ読めていませんが・・・・)


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December 18, 2005

ジェイコムで儲けた個人投資家

 ジェイコムの一連の事件で、「儲けた個人投資家は寄付をすべき。」と言った論調や、「自分も見ていれば稼げた。」とか言っている人が多いのでちょっとコメントです。

 この儲け、本当に濡れ手で粟なのでしょうか?この利益を取るには、前提として、①証券会社に口座を持っている。②その口座に、現金が大量に(例えば28億円)入っている。③ずっと、何千もある株をウオッチしていて、とっさにその28億円とか言う金を全額、単一の株に注ぎ込む決断ができる。

 これだけ条件が揃った状態で、発注ミスが起きると、5億円儲ける可能性があります(でも損するかもしれません)。多額の余剰資金を証券口座に滞留させておいたり、それを躊躇無く全額投入するリスクテイクはそれなりに評価できると思いますが、如何でしょう。

 ライブドアニュースより抜粋------------------------

 24歳・ジェイコム株投資家の横顔 バイト代で投資始める?

  みずほ証券が人材サービスのジェイコム株式<2462>を大量に発注ミスした問題で、24歳の個人投資家がジェイコム株の発行済み株式総数(1万4500株)の25.52%にあたる3701株を取得していたことが、15日に関東財務局へ提出された大量保有報告書でわかった。

 同報告書によると、同氏は、ジェイコム株取得に約28億円を投じ、13日の現金強制決済により、取得価格と決済価格の差額で約5億6000万円の利益を得たとみられる。東京都港区にある高級マンションを住所、職業を会社役員としている。
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 私は、授業に出ていて(笑)この騒ぎに全く気付きませんでしたが、口座には2株買えるかどうかの資金しか入っていなくて(1株57万円強)、気付いて買ったとしても多分1株だったろうなぁと思います。(儲けはせいぜい15万円~30万円)

 日本人には、株はギャンブルとか、株の儲けは不労所得という論調が根強く、とても資本主義の国とは思えないような社説とかが平気で掲載されています。自由主義経済が万能とは思いませんが、そのような誤っった論調が、経済をゆがめていていることも認識すべきであると思います。

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「黄金株」を条件付で容認へ

 東京証券取引所は、1株だけで会社の重要決議を拒否する権利を持つ「黄金株」の発行については、他の一般株主の権利をあまりにも不当に制限するとの理由で、上場会社には認めない方針だったのですが、一定の条件付で容認する事に方向転換するようです。

 毎日新聞より抜粋 ------------------------

 株主総会決議に拒否権発動できる「黄金株」容認

 東京証券取引所は17日、1株だけで株主総会の決議に拒否権を発動できる「黄金株」を、上場企業に条件付きで容認する方針を固めた。株主総会で過半数が賛同すれば黄金株を無効にできる仕組みを義務付ける。東証はこれまで原則禁止を掲げていたが、政財界の要望を取り入れ方針を修正した。東証は、年明けに上場規則を改正する要綱案をまとめ、3月から改正規則を施行する考え。

 修正案では、黄金株を発行する上場企業に対し、合併などの議案があった場合、株主総会の普通決議(過半数の賛成)で、黄金株の無効を決めれば、黄金株を持つ特定株主が拒否権を発動できなくなる「停止条項」を定款に盛り込むことを義務付ける。

 新規上場企業も同じ扱いとし、停止条項がない黄金株を発行していれば上場を認めない。さらに、黄金株の導入を検討する企業に事前相談を義務付け、安易な導入の歯止めとする考えだ。

 黄金株は、合併など株主総会で特別決議(株主の3分の2以上の賛成)が必要な場合に効力を発揮する。強力な買収防衛策になる半面、特定株主の意向が経営を左右するため、東証は「一般株主の利益を損なう恐れがある」とみて、11月にまとめた要綱試案で上場企業は黄金株を原則禁止の方針を示していた。

 東証は今回の修正で、黄金株の持つ効力が制限され、一般株主への影響が最小限に抑えられると判断した。

 黄金株をめぐっては、東証が原則禁止としたことに対し、与謝野馨金融・経済財政担当相が「会社法で認められている権利を東証が禁止するのはおかしい」と反発。日本経団連も導入を認めるよう求める意見書を東証に提出していた。
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 経団連に少し配慮したようにも思えますが、実際には、普通決議で効力を停止すれば役に立たない「黄金株」であれば、殆ど「金メッキ株」程度の価値しかなさそうです。やはり上場会社には向かない制度のように思います。


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December 17, 2005

姉歯氏の証人喚問

 いろいろな所で非難轟々ですが、この渡辺具能と言う議院最悪でしたね。私も、授業に若干の遅刻をしてまでテレビの最初を見ていたのですが、呆れました。自分の意見を得意気に喋り捲り、肝心の証人への質問をしない。国会議員のレベルの低さを、まじまじと見せ付けられました。

 毎日新聞より抜粋 -----------

 証人喚問「追及が甘い」 自民党に抗議殺到

 衆院が14日行った耐震データ偽造問題をめぐる証人喚問で、自民党本部に「姉歯秀次元1級建築士らに対する追及が甘い」などの抗議が殺到している。14~15日で数百件。久間章生総務会長は15日の記者会見で「矛盾点、問題点にきちんと迫るというやり方を本来すべきだ」と苦言を呈した。

 喚問に当たった同党議員は渡辺具能、中野正志、望月義夫、吉田六左エ門の4氏。うち渡辺氏は40分の持ち時間中、30分以上を自分の発言に費やした。抗議は「姉歯氏にもっとしゃべらせるべきだ」「なぜこの議員を質問者に選んだのか」など。

 渡辺氏は抗議に対して「証人喚問は事件を解明し、対応策に反映させるためのもの。面白おかしく劇場風になるべきでない」とコメントした。
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 最後の発言も、恥の上塗りのような感じがしますね・・・・・
 渡辺無能(愚脳も可)に名前を変更すべきかもしれません。


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December 16, 2005

リボ払いについても「みなし返済」認めず

 法定の金利を超えて支払っても、それが任意に為されたものであれば有効とする「みなし返済」の制度ですが、サラ金への締め付けはとても厳しく殆ど認められないようです。今回の最高裁の判決は、消費者金融系には大打撃になると思われます。

 読売新聞より抜粋 -------------------

 
 消費者金融「リボ方式」訴訟、過払い金の返還命じる

 消費者金融の主力商品となっている「リボルビング方式」のカードキャッシングを巡り、利息制限法の上限金利を上回る利息を徴収することが許されるかどうかが争われた訴訟の上告審判決が15日、最高裁第1小法廷であった。 島田仁郎裁判長は「業者が採用しているリボルビング方式は、超過利息が例外的に許される条件を満たしていない」との初判断を示し、超過利息分を債務者側に返還するよう命じた1、2審判決を支持、業者側の上告を棄却した。債務者側の勝訴が確定した。
 消費者金融大手が扱う商品のほとんどは同方式を採用し、利率も利息制限法の上限金利(年20~15%)を超えている。今回の判決で、業界は、超過利息(過払い金)の返還や融資方式の見直しを迫られそうだ。

 訴えていたのは、1991年4月に消費者金融「トモエコーポレーション」(名古屋市中区)から、年利43・8%で同方式の融資を受けた男性。2002年5月まで234回の取引で約126万円の過払い金が生じたとして、同社経営者に返還を求めた。

 貸金業規制法には、十分な情報提供などを条件に、超過利息を払う側も同意したと見なして認める「みなし弁済」の規定がある。訴訟では、同方式の下での超過利息の返済が、みなし弁済に当たるかが争点となった。

 判決は、同方式による取引の際、業者が発行する書面に債務がどれくらいあるかを把握するため必要な返済期間や回数が記載されていない点を指摘。「業者がみなし弁済を適用するには、返済期間と回数を両方とも記載する義務がある」と述べ、この義務を果たしていない同方式について、みなし弁済の主張は認められないとの判断を示した。

 1審・名古屋地裁、2審・名古屋高裁とも、同様の判断で請求全額の返還を命じていた。同方式を巡っては、消費者金融大手などに対する同様の訴訟が500件以上起こされているが、みなし弁済の成否について下級審の判断は分かれており、最高裁の判断が注目されていた。
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 高利の金融業者も、一応リスクを取って商売しているわけで、何でもかんでも無効にされると、他に借りるところが無い人に対して貸し渋りが起きるのではと、少し気になります。強引な取立てが相当心証を悪くしているようですが自業自得なのですかね。


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December 15, 2005

UBSなど6社全額返還へ

 マーケットの失敗は自己責任、外資系は評判(Reputation Risk)は気にしない、と言うのが私の認識であったのですが、今回のジェイコムの件については、あまりにも話が大きくなったことと、政治家や世論の批判が大きく、異例中の異例といえるのでしょう。

 共同通信より 抜粋 -------------

 UBSなど6社全額返還へ 株誤発注の計168億円

  ジェイコム株誤発注の強制決済で利益を得た欧州系のUBS証券グループなど大手証券会社6社が、計168億円の利益をみずほ証券に対して全額返還する方向で最終調整に入ったことが14日明らかになった。

 既に決済していることから、金融当局と返還方法について協議している。みずほの損失400億円強のうち、これらの証券6社との決済分は約4割に上り、みずほ側の損失額は大幅に圧縮されることになる。

 みずほ証券の発注ミスに付け込む形で、多額の利益を得たことに対しては、与謝野馨金融担当相や自民党から批判的な意見が出ており、こうした声に配慮することにしたとみられる。

 全額返還するのは、UBS、日興コーディアルグループ、モルガン・スタンレー・ジャパン、リーマン・ブラザーズ証券グループ、クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券、野村証券の6社。
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 この取引で儲けている6社はいかにも「生き馬の目を抜く」ような優秀なトレーダーがいそうな会社ですね(笑)。ある意味流石だと思います。

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December 14, 2005

八尋さん降臨

 12月8日の「民から官へ」で取り上げさせていただいた、八尋君からコメントを頂きました。記事にした時にはロースクールの同期から、「本当に知り合いなのか?」とか「たきもとは、同期のただの大勢のうちの一人なのでは」とかいろいろ突っ込みを頂きましたが(笑)これで、少しは疑いが晴れるかもしれません(汗)。

 司法修習所の人達の話題が「ぼくは就職すると年収が○○万円だ」とか「弁護士登録費用込みで○○万円」とかばかりだと聞くと、若いんだから、もう少し給料よりも大事な何かを求めて生きて欲しいなぁと、八尋君のコメントを読んで思いました。

 自分が出来ているかどうかは別として・・・・・・・・

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December 13, 2005

東証の負担はいかに

 今回のジェイコムショックでの損失は、概ね400億円程度で収束したようです。当初は、みずほ証券の大損で終了するのかと思ったのですが、東証のシステムの不具合が原因のひとつだったことが発覚し、事態は急展開しています。

 朝日新聞より抜粋 ---------------

 みずほ証券と東証が負担調整へ ジェイコム株発注ミス

 (前略)

 みずほはいったん投資家に支払うが、その後は東証に一定の損失負担を求める方針だ。東証は来年度にも自らの上場を検討しているが、損失負担で決算が赤字に転落すれば、計画の見直しを迫られる。東証の04年度の経常利益は120億円、当期利益は49億円だが、上場には直近の決算で一定以上の黒字の計上が条件だ。

 ただ、東証は業務規程で「証券会社が損害を受けることがあっても、取引所に故意または重過失がある場合を除き、責任を負わない」と定めており、最終的にいくら負担するかは不透明だ。

 (後略)

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 東証の重過失の存在をどこまで認めるかと言うことが、今後の焦点になってくると思います。2割負担でも80億円で1年分の利益が楽に吹っ飛びます。上場を直前に控えていたようですが、一から出直しになる可能性も十分にあります。


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December 12, 2005

ジェイコムショック(東証またもやシステムトラブル)

 今回のみずほ証券の誤発注には、東証のシステムトラブルが一枚咬んでいた事が分りました。前回の、午前中全くトレードできなかったトラブルに続き、2回目の大きなトラブルです。富士通と東証の責任問題に発展する事は必至でしょう。

 共同通信ニュースより 抜粋 ------------

 東証社長、引責辞任も 売買システムに不具合

  みずほ証券の大量発注ミス問題で、東京証券取引所の鶴島琢夫社長は11日夜、緊急記者会見し、みずほ証券が誤注文を取り消せず売買が成立した原因について、東証の売買システムの不具合が原因だったと説明。「私の進退を含め経営責任を判断する」と述べ、引責辞任する可能性を示唆した。
 11月の東証のシステム障害など大規模トラブルが重なったことを踏まえた発言。金融庁は11日までに、東証に対し、大量発注ミスの原因と経緯を12日までに報告するよう命令を出した。同庁は、処分などについては内容を精査した上で判断する。
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 金融ビッグバンにより、銀行に証券子会社を持つ事が許された際に、大手銀行はこぞって証券子会社を作りました。第一勧業銀行系の第一勧業証券、富士銀行系の富士証券、日本興業銀行系の興銀証券、この3社が親会社の合併に伴って「みずほ証券」になりました。その後、農林中金系の農中証券もみずほ証券に統合されています。

 銀行子会社の証券会社は、当初から債券しか扱うことが出来ず、株式の取り扱いは禁止されていました。それがつい最近やっと解禁になったと言う経緯があります。職員は、ほぼ全員銀行員出向組で出来ている会社なので、株式部門は証券会社の中途の人ばかりだと言われています。個人的には、管理職が殆ど銀行OBのこの会社で、証券会社のやや荒い事務の事を知っている人がいなかったのが、この大きな事故の原因の一つではないかと考えています。

 また、一昨日も話題になったのですが、銀行系の証券子会社は、個人で口座を持つ事は原則出来ないはずなので、原因となった1株61万円で売りを出したのは大手企業であると考えられます。IPOの初日にこのショボイ売り注文を出した会社はある意味「BIGPLAY」だったと言えるのでは(笑)


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December 11, 2005

完全休息日

 今日12月10日土曜日は完全休息していました。この2週間、毎日のように午前3時・4時迄仕事か勉強をしていて、体調が激悪になってしまいました。取敢えずの仕事の集中が、昨日の金曜日で一段落したので、今日は思い切って夕方まで寝ていました(笑)

 そうは言っても、また来週に向けて仕事や課題が溜まってきているので、それを片付ける必要にも迫られています。風邪も流行っているようなので、体を壊さない程度に休みながらぼちぼち前に進みたいと思います。

 この金曜日に、大きなお仕事を頂ける話がほぼまとまったので、それは大きな収穫です。(内容はちょっと秘密です)

 これから、仕事に勉強にますます忙しくなりそうです。


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December 10, 2005

ジェイコムショック(その後)

 昨日も書きましたが、ジェイコムの空売り問題は通常の方法では解決が出来そうにも無く、異例の処理を行う事になりそうです。それにしても買戻し価格(現金の支払い)はどのくらいの水準に決まるのかが問題です。金額が安いと、相手方が飲まない可能性もあり、高くしては損失がさらに拡大するということになり、まだ紆余曲折がありそうです。

 読売新聞より抜粋 -------------------------
 
 みずほ証券の誤発注、現金で強制決済へ

 みずほ証券が8日に起こした総合人材サービス業、ジェイコム株(マザーズ市場上場)の大規模な誤発注問題で、みずほ証券と東京証券取引所は9日、誤発注に応じた買い手の投資家に対し、取得価格に一定金額を上乗せした現金を支払う方向で最終調整に入った。
 決済日となる13日にも正式に決める。他の株主から株を借りて買い手に渡したりする方法は時間がかかり、株式市場への信頼低下が長期化するため、投資家に事実上、選択の余地を与えずに強制的に決済する異例の措置をとる方向だ。

 最終的な支払価格は、株式売買の決済保証を管理する公的機関の日本証券クリアリング機構が決める。同機構は天変地異や株券の不足が生じて決済が難しくなったときは、強制的に決済ルールを変更できる。

 今回の誤発注では、ジェイコムの発行済み株式総数の7倍にあたる10万株に買い手が付いたとみられる。投資家の取得価格は8日の最安値の57万2000円から最高値の77万2000円だが、多くは初値の67万2000円より低い価格で購入した模様だ。

 ジェイコムの発行済み株式数は1万4500株で、うち市場に出回っているのは3000株程度しかない。みずほ証券が決済日の13日までに、すべての買い手に株券を渡すのは不可能だ。投資家の要望を聞くなどしていると時間がかかり、9日に取引を停止したジェイコム株の取引再開が遅れる可能性もある。

 このため今回のケースでは取得価格に一定額を上乗せし、一律に現金を渡す方向で調整が進むことになった。
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 マーケットでは、誤発注の損失は全額自己責任というルールがありますが、今回はその外を行くわけで、外資系証券会社がそれを飲むかどうか、金融監督庁が押し込むのかどうかが注目されます。

 今日は奇しくも、元みずほ証券にいた大学同期と、みずほCBにいる同期と3人で飲んできました。話題はこのネタばっかりでした(笑)


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December 09, 2005

ジェイコムショック

 みずほ証券の誤発注問題は相当深刻なようです。3800億円の株主資本の会社の損失が、僅か一瞬で1000億円にもなるとすれば大変なことです。10年前に倒産したイギリスのベアリング証券は、1000億円の損失で100年以上の歴史に幕を閉じました。1秒で1000億円の損ですか・・・・・・

 YAHOOニュースより抜粋 --------------------

 誤発注した証券会社の損失は1000億円

 きょう東証マザーズに新規上場したジェイコム <2462> に関連して証券会社が誤発注を行ったことが大きな波紋を呼んでいる。市場筋によると誤発注を行った証券会社は1株61万円で注文を流すべきところを誤って61万株を1円で注文を執行。株価はこの超大口の売り注文を受けてストップ安まで急落する展開となった。

 きょうのジェイコムの出来高は70万8124株。計算上は誤注文を流してしまった証券会社の売り注文は全て約定。この証券会社は直後には約3630億円ものカラ売り玉を抱えてしまった計算になる。

 投資家の注文は証券会社によるシステム内に組み込まれた与信審査を経て執行されるために与信枠を超える注文はできないが、証券取引所は証券会社に対して与信枠を設定するということはしていないために、このような誤注文が起こってしまうという。

 市場ではこの売り玉を全部手仕舞ったとしても結果的にこの証券会社は1000億円前後の損失を抱え込むのではないかとする見方をする向きが強い。

 以下略
 --------------------------------

 3000株しかない株を61万株もショート(空売り)したら、損失は無限大になってしまいます。4年程前に、「電通」が上場したときに、UBS証券が似たようなミスをして大きな損失を被りましたがレベルが違いますね。着地を探るのは、大変な事になりそうです。


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December 08, 2005

民から官へ

 日経新聞の一面にシリーズで「公務員はどこへ」と言うのをやっています。今日の記事で、私の長銀時代の同期入社の八尋(やひろ)君が出ていたので取り上げます。

 日経新聞より抜粋 -------------------

 第3部公務員はどこへ(4)未来描けぬ霞が関
    変化に遅れ人材流出(官を開く)

 前略

  民主導時代に対応した新たな官僚像をどう描けばいいか。一つの参考が英国だ。
 「蔵相が方針を決め、官僚がその政策の選択肢を示す。政と官の役割の線引きがはっきりしていた」。九月の衆院選で財務省から自民党議員に転身した木原誠二(35)は六年前に出向した英大蔵省での体験を語る。英では公務員は黒子役に徹する。給与も民と比べ高くない。それでも「政策専門家として輝いていた」と話す。日本でも英国流の官僚像を描いて公務員に転身した民間出身者がいる。
 「面白いプレゼンテーションをする」。経済産業省でうわさになっているのは七月にソニーから中途採用で同省キャリアに転じた八尋俊英(40)だ。情報経済課に勤務。電機産業が直面する課題を手書きのイラストを交えながら熱弁する。

 給与はソニー時代の半分。それでも片道切符で霞が関に入ったのは「脂が乗った今こそ国益に直接貢献したい」と考えたからだ。ロンドン大学留学時代、学生が続々と政府に就職して活躍するのを見てきた。

 以下略
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 昔の長銀には、国家公務員1種を蹴って来ている人が何人かいましたが彼もその1人だったと記憶しています。着々と民間で成功し、力を溜め、そこに戻っていくのだから本当にすごいと思います。民間からの中途採用を、キャリアで採用する時代もそこまで来ているのでしょう。

 しかし給料半額ってどうなんでしょうね。本当に優秀な人に国の舵取りを任せるのなら、マーケットベースの待遇は絶対必要だと思いますが・・・・・・


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December 07, 2005

年金業務新組織、国の「特別の機関」に

 不祥事が続く社会保険庁は解体されて、別組織になるようです。いかなる組織になるかはあまり問題ではなく、もう少し使い易い利用者の方を向いた組織になって欲しいと思います。

 読売新聞より -----------------

 年金業務新組織、国の「特別の機関」に

 政府・与党は7日、社会保険庁改革について、年金業務を行う新組織を国家行政組織法上の「特別の機関」と位置づける方針を固めた。名称は「年金事業局」とする方向で最終調整している。

 厚生労働省が自民党幹部に概要を説明し、了承された。

 政府は厚労相の私的懇談会「社会保険新組織の実現に向けた有識者会議」の最終報告に盛り込んだうえで、年内に閣議決定する方針だ。「特別の機関」は現在、国土地理院などがある。国の外局と異なり、組織の長に職員の任免権を与える場合には個別の立法措置が必要だ。法的位置づけを変えることで、組織改革を印象づける狙いがある。

 社会保険庁では、年金保険料徴収などに関する不祥事が相次ぎ、組織改革が検討されてきた。2008年度から政府管掌健康保険の業務を切り離して公法人とすることとし、残る年金業務の新組織については、〈1〉「特別の機関」〈2〉厚生労働省の外局――のいずれかで調整していた。
 -----------------------

 現在、職業安定所(雇用保険)・労働基準監督署(労災保険)・社会保険庁(健康保険・厚生年金)と労働保険関係で3箇所も行かないと手続が出来ないのがとても不満なのですが、この改革(改悪?)で、健康保険と厚生年金が分かれて4箇所になったら最悪ですね。(笑)

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December 06, 2005

[経団連]ライブドアの入会了承

 ライブドアの株価が600円を超えてきました。強いと思っていたらこんな小ネタも買い材料になっているようですね。日本経済にとっても新風を吹き込むことになるので悪くない話しだと思います。

 毎日新聞より抜粋------------------

 [経団連]ライブドアの入会了承

 日本経団連は5日の会長・副会長会議で、ライブドアの入会を了承した。13日に開かれる理事会で正式に決める。昨年11月の楽天に続き、IT関連の新興企業の入会が目立ってきた

 ライブドアは、「今後の日本経済界の発展に、当社独自のカラーを出すことで何らかの形で寄与できれば」とコメント。一方、奥田碩会長はこの日の会見で、ライブドアなど新興企業の相次ぐ入会について、「ああいう会社に対して企業倫理などを勉強してもらうことは、あの人たちにとっても経団連にとってもいいこと。企業としての価値も無形のものだが増えていく可能性もある。企業倫理規定に違反しない限り入ってもらったらいい」と述べた。
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 三木谷さんは「如水会」(一橋大学のOB会)で、奥田会長とも懇意にされているようで入会は比較的容易だったと伺っていますが、ホリエモンの入会はきっと紆余曲折があったでしょう(笑)


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December 05, 2005

75%が仕事に無気力

 このような現象は今に始まったことではないと思いますが、やりたくも無い仕事をしていればモチベーションも下がってくると思います。若い人は、自分のやりたいことが判らないまま、とりあえず入社できた会社で働いているというような事実も、この数字に反映されているのかもしれません。

 時事通信より抜粋--------------

 75%が仕事に無気力
 20~30歳代社員-野村総研調査

 上場企業の20―30歳代正社員の75.0%が「現在の仕事に無気力を感じている」ことが、野村総合研究所が5日発表した「仕事に対するモチベーションに関する調査」で分かった。4割以上が転職を希望しており、同社は「仕事での成長実感や社会的意義を感じられず、容易に転職を考えがちな若者の姿が浮き彫りになった」としている。 
 ---------------------------

 私も仕事はあまり好きではなかったですが(笑)、それでも数十億の融資を決めたり、ディールで大儲けした時などには「やりがい」を感じました。若いひとに話をする時には、夢を壊さない程度に、それでも「仕事の内の95%はつまらない日常業務で、5%位楽しいことがある、と思っておけば失望も少ない」と言うようなアドバイスをしています(役に立つかどうかは別として)


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December 04, 2005

バス旅行行ってきました

Dec03_1438 今日は、娘の同級生のご家族10数組と、バスを1台貸し切って静岡の方にバス旅行に行ってきました。ちょっと肌寒かったのですが、天候にも恵まれ楽しい旅行が出来ました。それにしてもバスで旅行するなんて、会社に入ったばかりの頃の社内旅行(現在では廃止)以来の様な気がします。(天気が良かったので富士山がとても綺麗に見えました)

Dec03_1328 また、今年は寒くなるのが遅かったために、本来は終わっているはずの紅葉も今が一番の見頃で、とても綺麗なもみじの絨毯の上を歩くことが出来ました。甘エビの食べ放題や、みかん狩り、それからお決まりの御土産物屋巡りと盛りだくさんの旅行でした。(カメラが悪いので写りがいまいちですが紅葉です)

 朝の7時に家を出て、戻ったのが21時近くだったので、かなり疲れましたが、大過なく楽しい旅行を過ごせてとても満足しました。幹事のお母様・参加頂いた皆様にはとても感謝しております。この場を借りてお礼を申し上げます。


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December 03, 2005

土曜日は・・・

 土曜日は、わが早稲田大学法科大学院の3年生(20人しかいません)のかたの1人が、現行の司法試験に合格されたと言うことでその祝勝会に参加して来ました。(3年生で合格すると、卒業して学位をとってから司法修習を受ける事が出来るのでちょっとお得ですね)
 この会には30人近い人が集まって、盛大な会でした。私も祝ってもらえるように頑張りたいものです。

 その会場で、現在早稲田ローで行政法の教鞭を取っていらっしゃる弁護士のK先生にお会いしました。私はK先生の講義を拝聴した事は無いのですが、優れた先生である事は伝え聞いていたので、今回の「耐震強度偽装事件」についてのコメントをお尋ねしました。
 結論としましては建設会社が破綻して払えなかった場合、国家賠償責任が発生するだろう、ということでした。法的に整然とご説明頂いたので頭の中が大変クリアーになりました。

 しかし、法的にはそうだとして、この国賠法上の責任が地方公共団体や国(以下国等)に認められるとすると、国等は建築確認をする事によって設計図面に一種の保証を与える事になり、今回のように不正な図面を見抜けずに購入者が損失を被った場合に無制限に損を被る(それの原資は税金)ということになります。

 通常、保証をする場合には、保証料を徴求し、一定の確率で発生する損害を保証料でカバーできるように保証料率を決定します。今回のような場合には、無料で国等が保証して、損が出たら税金でどんどん補填するということになり、納税者としては全く納得が行かない様に思います。そこは立法の問題ではあるのですが、今回の賠償責任を負う国等が決して財政が良い訳でもない所に、数百億円あるいは千億円以上の損害を被るとしたら、それはそれで大変なことだと思います。

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December 02, 2005

木村建設が破産

 耐震強度偽装事件関連企業ではじめての破産申請のようです。「破産申請する」との報道が前からあったので驚きではありませんが(個人的にはもう申請しているのかと思っていました)、これが、他の会社「ヒューザー」や「シノケン」などにも影響を与えることは確実でしょう。

 読売新聞より抜粋----------------

 木村建設が破産申し立て、
   偽装問題がらみの企業で初

 耐震強度偽装問題で、多くの偽装物件を施工していた木村建設(熊本県八代市)が1日、東京地裁に自己破産を申し立てた。偽装問題に絡む企業の破産申し立ては初めて。

 代理人の弁護士によると、債権者数は約1069社に上り、負債総額は約57億円。一連の問題による信用不安で21日、1回目の不渡りを出し、木村盛好社長(73)が24日、破産申し立ての意向を表明。25日付で全従業員約180人を解雇した。

 同社によると、東京支店が2002年以降、構造計算書を偽造した姉歯建築設計事務所(千葉県市川市)に発注した建物は、東京、神奈川、静岡、福岡などで35件に上り、うち2件は未着工。

 また、同社を巡っては、篠塚明・元東京支店長(45)が2002年末ごろから、姉歯秀次・1級建築士(48)に架空請求書を発行させ、同社が姉歯建築士に振り込んだ金を元支店長の個人口座に送金させていたことが判明。元支店長は衆院国土交通委員会の参考人質疑で、姉歯建築士に持ちかけた理由について「信用していたから断られないと思った」と述べ、密接な関係が浮き彫りになった。
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 元支店長が姉歯建築士にバックマージンを要求していた点など、この問題の根深さを感じます。他社でも同様の問題が出てくる可能性があります。このようなお金をきちんと回収して、被害者の救済資金にまわすすべきであると思います。(金額的には些少でしょうが・・)


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December 01, 2005

このところ忙しい

Nov30_1806
 このところ、とっても忙しくしています。原因は、お仕事の集中です。自営業にとって多忙なのは、うれし大変と言う感じですが、この1週間は殆ど朝の4時位まで、仕事か勉強をしていました。

 来週になれば一段落しますので、あと少し病気にならないように気をつけて頑張りたいと思います。今日も、お仕事関係で「六本木ヒルズ」に行ってきました。ライトアップされた木が綺麗で、闇に浮かび上がる東京タワーを見ている2人連れもいっぱいいました。が、私は4時間近く缶詰でお仕事をしていて、終わったときにはお店も全部閉まっていました(涙)

 やはり、「六本木ヒルズ」は遊びに行くと楽しいところですが、仕事で行くと別にあまり楽しくないところであることが最近ようやく分ってきました(笑)

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