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November 02, 2005

楽天、買収資金に黄色信号

 TBS買収を仕掛けた楽天三木谷社長ですが、日本的金融機関の対応で資金調達が苦しくなってきているようです。あまり関係の無い、「新生銀行」「あおぞら銀行」への借り入れ申し込みは必然の流れで、後は、TBSと関係の無い大手地銀からの借り入れを探るんでしょうか。

 nifty newsより抜粋--------------------
 楽天…新生、あおぞら銀に500億融資枠

 TBSに経営統合を提案している楽天が、新生銀行(旧日本長期信用銀行)とあおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)の2行に、計約500億円の融資枠(コミットメントライン)を設定していたことが1日、分かった。

 楽天は最近、主力取引行の三井住友銀行やみずほコーポレート銀行、住友信託銀行、UFJ銀行に設定していた融資枠を計300億円から計800億円に増枠した。
 しかし、楽天はTBS株を19%超取得するのに、1110億円を使ったことを明らかにしていることから、新生銀とあおぞら銀からの融資も追加取得にあてられた可能性がある。

 楽天は子会社の楽天証券を通じて、新生銀行と証券仲介業で提携している。また、あおぞら銀行系のカードローン会社、あおぞらカードも買収。同じく旧長信銀の日本興業銀行出身の三木谷浩史社長との関係は深い。

 もっとも、融資枠設定の際には、これまで取得したTBS株を担保に差し出しているとみられるなど、楽天の資金繰りは予断を許さない状況のようだ。

 しかも、三井住友銀やみずほコーポ銀は、「敵対的買収に発展した場合、必要な資金を融資しない」と通告している。
 また、楽天とM&A(企業の合併・買収)に関する助言契約を結んでいる米大手投資銀行のゴールドマン・サックスが2000億円の資金を用意しているといわれるが、こちらも敵対的買収には協力しない意向を示しているとされる。

 順当な資金調達をするには、TBSとの交渉を進めることが不可欠だが、TBS側の不信感は根強い。
 資金の調達手段は限られてくるなか、楽天は敵対的買収の道を突き進むのか、妥協の道を探るのか。決断の時が迫りつつある。
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 お金儲けには貪欲なゴールドマンサックス(GS)まで、敵対的買収には手を貸さないと言っていることが驚きです。テレビ関係は、やはり大得意さまなのでしょう。他テレビ局の取引への影響を考えた対応だと思われます。

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