育児休業とらせた中小企業に100万円
これなどは、社労士のビジネスチャンスの好例ですね。中小企業では、なかなか手続や書類作成などに手が回らないでしょうから、書類作成や手続代行を行うニーズが生まれると思われます。
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読売新聞ニュースより------------
育児休業とらせた中小企業に100万円(読売新聞)
厚生労働省は2006年度に、中小企業の従業員の育児休業取得を促すための新たな支援制度を創設する。
これまで休業を取らせたことのない、従業員100人未満の企業に対し、1人に取らせると100万円、2人目には60万円の助成金を支給する。雇用保険を財源に、来年度から5年間実施する。
中小企業が育児休業を負担に感じ、取得させない例も多いことを踏まえ、従業員2人分まで、休業を認めたことに対する「ボーナス」を企業に与えることで、休業制度の導入、実行を促すのが狙いだ。男女を問わず、パートも含む従業員に、半年以上、育児のための休業か短時間勤務を認めた場合に支給する。助成金の「取り逃げ」を防ぐため、従業員の職場復帰後に企業が申請する仕組みとする。
助成金の使途は制限しないが、厚労省は、休業中の従業員の業務を穴埋めする残業代などに充てることを想定している。来年度予算の概算要求に20億円を計上し、初年度は2000社程度の申請を見込んでいる。
04年度の女性の育児休業取得率は71%だが、従業員100人以上の企業では83%程度なのに対し、99~30人では70%、29~5人では60%にとどまっている。同省は新制度導入で、目標とする取得率8割を目指す考えだ。
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来年からの実施なので、今年中に育児休暇を取りたい人との衡平が難しそうですが、制度としては少子化を少しでも食い止める施策として評価できると思われます。
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Comments
社労士としては、ビジネスチャンスの1つになりそうですね。話題としても、お客さまが食いついてきそうな気がします。
効果があるかどうかは別として、厚生労働省も本気だなと思いました。
Posted by: 玉村 | September 25, 2005 11:59 AM
玉村様
コメントありがとう御座います。
需給要件が比較的シンプルで、しかも金額がある程度まとまっているのは美味しそうですね(笑)
Posted by: owner | September 25, 2005 03:32 PM
ご無沙汰してました♪
それで少子化に歯止めがきくといいんですけどねぇ・・・・。
それぐらいでは子供は増えないような気もします 汗
うちも一人っ子でいいと思ってますが・・・。
どうしたら二人産もう♪と思えるようになるのか?自分たちでも答えが見つかりません・・・。
Posted by: カトキチ(・∀・) | September 25, 2005 04:38 PM
カトキチ(・∀・)さま
ご無沙汰です、愛知での生活も少しづつ軌道に乗ってきたようで良かったです。RYOちゃん三河弁にならないように注意です(笑)
こんな施策では、即効性は無いですが無いよりましと言うことで、小さな出来ることの積み重ねをやるしかないと言うことだと思います。
Posted by: owner | September 26, 2005 01:50 AM
瀧本さん、おはようございます。
ははは、グリーの日記に同じ事書いてしまいました(笑)
私も社労士の出番は増えそうかなと思っていますが、この制度によって少子化に歯止めがかかるとは全く思っていません。
でも、中小零細企業にとって粗利で160万円は大きいんだよな、と現場側の意見でした。
Posted by: とがちゃん | September 26, 2005 07:29 AM