試験監督員を振り返って
社労士試験当日からもう二日たちました。試験の当日のことを監督員の立場から振り返ってみます。
まず驚いたのは、担当の教室の出席率が極端に低かったことです。(20人/35人(57%))通常欠席率は10%前後なのでどうしたのかと思ったのですが、どうやらこのクラスは受験番号の最後の集団で、ギリギリまで受験するかどうかを迷った挙句に受験申し込みをした集団だったようです。もう一クラス出席率が50%を切っているクラスがありました(受験番号が一番大きい数字のクラス)
きっちりと準備をしてきて、合格する気が満々の受験生は、初日近辺に申し込むと思います。受験番号の若いクラスは、ほぼ全員出席だったようで、私の仮説は間違っていないようです。
選択式、択一式とも結構問題は難しかったようです(私は解けないのでといていませんが(笑))。それなのに、時間を半分以上残して退出している受験生が何人かいました。これは明らかな勉強不足です。マークシートなので、回答を埋めることは出来るのですが、勉強していないと見直したところで何も分からないので時間が余ってしまうのです。
また、時間配分が出来ていなくて、残り30分で20問(2科目)以上残している人もいました。ご存知の通り1科目でも4点未満があれば不合格になるので、その2科目を回答できなければ不合格は確定です。とりあえず70問(7科目)ダッシュでとくのがセオリーなのですが、恐らく模試とかも受けたことが無かったのでは無いかと思います。
いろいろなコメントを他の社労士の先生のBLOGで拝見しますが、まぐれではほぼ合格しない試験です。不運で落ちることはありますが、幸運で合格しないのが大変なところ。合格発表は11月11日です。受験生の皆様、体をゆっくり休めて、次の目標に向かってください。
試験監督をした皆様もお疲れ様でした。
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Comments
トラックバックありがとうございます!
受験番号と欠席率の関係おもしろいですね!
Posted by: 社労士1分勝負!【谷】 | August 30, 2005 05:39 PM
たきさま
試験監督お疲れ様でした。
>受験番号の若いクラスは、ほぼ全員出席だったようで、私の仮説は間違っていないようです。
大阪も例年そうですね。
私はこれまで受験番号の若い教室を担当することが多かったのですが、
大教室でも欠席は数えるほど、しかも午前中の選択式はほとんど途中退出しません。
やはり意気込みが違うのでしょう。
Posted by: 沙理 | August 30, 2005 09:18 PM
谷さま
書き込みありがとう御座います。
大阪の会場でも概ね同じような傾向があるようです。監督員としては寂しかったです(笑)
沙理さま
コメントありがとう御座います。
折角なら、意気込みのある教室の監督員をしたかったように思います。
Posted by: owner | August 31, 2005 01:14 AM