融資条件に金融商品強要か？

　三井住友銀行（住友銀行ですが・・・）の営業の荒っぽさには、昔から定評がありましたが、これは氷山の超一角だろうと思います・・・・

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　共同通信より----------------------
三井住友銀に独禁法違反の疑い＝融資条件に金融商品強要か－公取委
　三井住友銀行（東京都千代田区）が取引上の優越的な地位を利用して、融資先の中小企業などに対し、融資を条件にデリバティブ（金融派生商品）を購入させていた疑いがあるとして、公正取引委員会が独禁法違反（不公正な取引方法）容疑で審査に乗り出したことが６日、分かった。
　大手銀行に対する審査は異例で、公取委は既に、独禁法に基づき同行に関係書類を提出するよう報告命令を出した。

三井住友銀に報告命令(共同通信)
　三井住友銀行が融資元の地位を利用し、融資先の企業に金融商品を強引に購入させた疑いがあるとして、公正取引委員会が同行に対し、独禁法に基づく報告命令書を出したことが６日、分かった。問題とされているのは、同行が融資先の中小企業などに販売した金融派生商品。金利や為替の変動リスクを軽減する金融商品で、低金利の場合は購入者の負担が増えるという。
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　私の経験では、こういう話はどこ（の銀行）でも転がっているのですが、トラブルになってタレ込みされるのは、①結果的にデリバティブ取引が大損になった、②企業の信用力の低下で融資継続が難しくなった（回収交渉をされた）場合が殆どです。つまり、儲かっていれば誰も文句は言わないし、お金を貸してもらえるのであればクレームは付け難いというものです。

　三井住友銀行（住友銀行ですが・・・）は、貸し出しに傾斜したり、デリバティブ取引に傾斜したり、方向を決めると走り出すので、方向転換の際に、このような話が沢山出てくるのではないかと思っています。

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