<公的年金>04年度運用、2兆円超の黒字で累積損失解消
YAHOOニュースより抜粋です。
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厚生労働省は14日、年金資金運用基金による04年度の公的年金(国民、厚生年金)の運用結果が、2兆2419億円の黒字を達成したと公表した。円安で外国債券・株式の運用収入の為替差益が膨らんだことや、国内株価の安定が原因で、旧年金福祉事業団から引き継いだ累積損失を初めて解消し、6008億円の含み益に転じた。
基金は87兆2000億円(うち28兆6000億円は財投債)を運用。04年度の財投債を除く市場運用分は、2兆3843億円の黒字。財投債の収益額2284億円を加え、借入利息などを差し引いても2兆2419億円の黒字となった。一方、累積では03年度末時点で赤字が1兆6411億円にまで減っていたため、04年度末は6008億円の黒字に転換した。ピーク時の02年度には累積赤字は6兆717億円に達していた。
また同省は、積立金のうち政府の財政融資資金預託分(約76兆円)についても04年度は約1兆7200億円の利子収入を見込んでおり、積立金の全体収支でも約3兆9600億円の黒字になるとの見通しも示した。
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年金資金運用基金(旧年金福祉事業団)は、元本が87兆円もあるので、株価が1割上がっただけでも、(半分株式としても)4兆円以上も利益が出る勘定になります。800兆円の国の負債から見たら、大した事なさそうですが、株価の上昇は国全体にとっても大きくプラスであることが良く分かります。
個人的には、厚生年金基金や年金福祉事業団の運用担当者は、巨額の資金に群がる金融機関(特に証券会社)が甘やかしているせいか、ものすごく横柄な人が多かったのであまり好きではありませんでした(苦笑)
動かしているのは国のお金なのに・・・・
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