サラリーマン増税
YAHOOニュースより
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サラリーマンにとって増税色の濃い報告書を発表
政府税制調査会(首相の諮問機関、石弘光会長)は21日、個人所得課税のあり方をまとめた報告書を正式発表した。給与所得控除や配偶者控除をはじめとする各種控除の整理・縮小が柱で、特にサラリーマンにとっては増税色の濃い内容だ。実施時期については、今後の消費税の引き上げ議論の行方をにらみ、「経済情勢も踏まえて段階的に」との表現にとどめた。国から地方への税源移譲は06年度税制改正で実施することを明記。このため、税源移譲に伴う所得税と個人住民税の税率変更は07年から実施される見通しだ。
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石先生は、私が大学生の時から、とっても著名な一橋大学経済学部の教授で、ゼミもすごい倍率の名門ゼミでした(その後学長に)。学生の時は何もわからずに立派な先生だと思っていたのですが、社会人になって思ったのは、彼の意見は政府の租税立法を正当化する発言ばかりであり、「政府税制調査会」とは、完全に自民党の翼賛機関に成り下がっているということです。
政府にとっては、租税立法に(中立的(笑))お墨付きを与える石先生は非常に都合の良い存在で重宝され、先生は、国会や行政にも大きな影響力を持っていらっしゃるようです。
今回のサラリーマン増税は、課税最低額が高すぎるわが国の制度の歪みを是正するもので、個人的には悪くは無いと思います。しかし、自分がサラリーマンの時にもっと早く改正して欲しかったと思います。
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Comments
年金財源のため、増税はやむをえないかなと
おもいます。
歳出の見直しがなかなか進まないのも
わかりますけども。
リタイア後の生活を思うと、日本は
住みにくいような気がしてきます。
Posted by: 高橋S | June 23, 2005 07:30 PM
高橋Sさん
コメントありがとうございます。
日本の増税は避けて通れないのは事実ですね。
裕福な老人や、年収500万円以下の、ほとんど税金を払っていない方たちにもしわ寄せが行かざるを得ないと思っています。
Posted by: owner | June 23, 2005 07:52 PM
確かに・・・増税やむなしなのかもしれませんが・・・。
主婦的感覚としては、安易に増やすばかりでなく、少しは節約術も模索して欲しいと思う今日この頃です。
増税はダイレクトに懐に響きます・・・アタタタタタ。
頑張って稼ごう・・・。
Posted by: やまだ経営労務管理事務所 やまだ | June 23, 2005 07:54 PM
たきさま、こんばんは。
初書き込みさせていただきます。
増税は致し方ないのは頭では理解しますが、素直にハイとは言いたくないです。(笑)
いろんな意味で世の中矛盾だらけ。
そういう点も改革が進んでいるのでしたら、増税も納得するのですが…。
上記の「やまださん」と同じ意見ですが、頑張って稼ぐことにします。
Posted by: BILL | June 23, 2005 11:19 PM
あらなみぃさん BILLさん
コメントありがとう御座います。
私も増税をしなくて良ければ、それにこしたことは無いと思っていますが、過去の放漫政治のツケが、異常な金額(800兆円)で圧し掛かってきており、やむを得ない選択だと思っています。
Posted by: owner | June 24, 2005 01:12 AM