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January 26, 2005

ストックオプションの課税

 日経新聞1月26日より抜粋
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 ストックオプション(株式購入権)で得た利益が「一時所得」か、税額がほぼ倍になる「給与所得」に当たるかが争われた訴訟の上告審判決が25日、最高裁第三小法廷(藤田宙靖裁判長)であった。同小法廷は「給与所得に当たる」との初判断を示し、納税者側の上告を棄却した。国税側勝訴の二審・東京高裁判決が確定した。
 ストックオプションを巡る同種訴訟は約百件あり、労務の対価として所得税法上の「給与所得」に当たるか否か、地裁レベルの判断が分かれていた。今回の最高裁判決で、司法判断は「給与所得」で決着した。
 第三小法廷は「利益の額が株価の動向と権利行使の時期に左右されたとしても、その利益は会社が得させたものと言える」と指摘。「職務を遂行しているからこそストックオプションが与えられたのであり、得た利益は労務の対価としての性質を持つ」と判断した。
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 この判決、疑問です。当然「一時所得」にすべきだと思います。
 ボーナスの換わりに、何か物を現物支給された場合、その現物の時価が給与所得として課税されるのは当然です。ストックオプションも、同様に、付与された時点の価格(これが算定が難しいのは事実ですが不可能ではありません)の分だけ給与所得とするのが相当で、そのもらった物がたまたま処分(この場合は行使)する際に値上がりしていたからといって、そこで給与所得として課税するのは明らかに変だと思います。
 また、日本の税制の理屈に合わない点が増えたようで、それに最高裁がお墨付きを与えてしまった・・・・

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Comments

滝井繁男裁判長であればひょっとして
納税者を支持していたのではと思います。
税務訴訟で最高裁が国側を敗訴させることは
なかなか少ないですよね
 

Posted by: 高橋S | January 26, 2005 at 08:50 PM

 高橋Sさん
 税理士(見習い?(笑))の高橋Sさんも変だと思いますよね。
 立法できちんと片をつける必要があると思います。

Posted by: owner | January 29, 2005 at 03:54 PM

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