合格人数
司法試験委員をされている教授が授業中の雑談でおっしゃっていた。「500人合格時代の合格者は、司法修習を終えた時点で全員完成品レベルの人だった。1000人になると一部未完成品も合格させる事になる。1500人になると「可能性」で合格させざるを得ない。3000人だと合格しても、残れない人も含まれるだろう。」(原文とは違います(記憶が薄れていますので))
私が学生だったころ(今から約16年程前)は500人時代で、4年生の時に一応記念受験をして見ましたが、全く歯が立たない状態でした。合格した人も周りに沢山居ましたが、これだけの高い能力を持っている人が、これだけ人生の殆どを費やさないと合格しないのか、と思った記憶があります。そういう意味では3000人という合格人数はかなり多い気もしますが、何分社会人には、3年間の機会損失と厳しい勉強を経て、不合格だった場合何の保障も無い試験というのは、なかなか厳しい世界だと思います。
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